大学受験に向けた効率的な勉強計画とは?偏差値を上げるスケジュール管理

いざ大学受験が見えてきたら、ゴール(合格)に向けて逆算して勉強の計画を立てましょう。
効率良く勉強するためのコツや、着実にステップアップするためのスケジュールの作り方を紹介しました。

計画前の準備が大切!ココを抑えておくと安心

等身大の自分を理解しておく

現在の自分を知る事は、合格へ向けたスタート地点を明確にする事です。

自身の「学力」「成績」「偏差値」「得意科目」「苦手科目」をしっかり把握し、大学受験に必要な力や伸ばしたいポイントをハッキリさせることが重要です。

スタート地点がブレていると、今後の勉強計画にずれが生じてしまうため、合格までに無駄な時間を過ごしてしまう可能性があります。

良い部分はもちろん、悪い所もしっかりと見つめて、等身大の自分を知りましょう。

自分の評価には客観的な視点を

勉強計画を立てる際は、あくまでも大学受験で戦う相手(他の受験生たち)と比べて、何が出来ているのか・出来ていないのかを評価する必要があります。

そのため、自分の現状を理解するためには「英語が得意」「数学が好き」といった主観的な見方よりも、客観的な視点が大切です。

全国模試の結果をもとに考えるのが一番ですから、まだ受験していない人や最近の模試を受けていない人は、直近で行われる模試に参加して自分の現在地を確認しましょう。

志望校にどんな対策が必要かまとめる

大学受験の勉強は、むやみやたらに行っても非効率で、上手く前進することができません。

各大学にはそれぞれ出題傾向があるため、直近2~3年分の過去問を活用して、自分の志望校の傾向を把握しましょう。

この傾向が分かると「どんな力をつける必要があるのか」を分析することができるため、より具体的にゴールを定めることができます。

解けなくても焦らない!

高校3年生の秋ごろまでは、過去問の問題が全然解けなくても、焦る必要はありません。

この段階は、ゴール地点を明確化することが目的であり、解けるかどうかを測るものではないからです。

これから勉強していく中で、受験当日までに解けるようになっていれば良いのですから、正答率が悪くても気にしないようにしましょう。

受験当日までに残された時間を把握する

大学受験に向けた勉強計画をどの時点で立てるのかによって、やるべき事や使える時間が変わります。

高校2年生の冬に計画するのと、高校3年生の夏に計画するのでは、スケジュールの仕方が異なるのは当然です。

今の自分は受験までにどのくらい時間が残されているのか、日数の部分もしっかり把握しておくと、効率的に勉強計画が立てられるでしょう。

必要以上に周囲に流されない

大学受験まで友人と切磋琢磨し、良い刺激を与え合うことは必要ですが、流されすぎてペースを崩さないよう注意しましょう。

受験に向けた勉強は、自分の現在地とゴールまでの距離でこまかく変化しますので、仲の良い友人とはいえ同じペースで進めるのがベストとは限りません。

友達がよく遊んでいたり、あまり勉強していない様に見えても、自分は誘惑に負けることなく立てた勉強計画を守るよう心がけましょう。

また、周囲が猛烈に勉強している様子に感化され、勉強をペースアップするのは良い事ですが、追い込みすぎて体調を崩したり、バーンアウト(急な意欲の低下)しないように注意することも大切です。

長期戦になる大学受験は、マラソンと同じでペース配分も重要になりますので、コツコツと続けられる工夫も必要です。

成績・偏差値アップにつながる勉強計画を立てる3つのコツ

時間よりも「量」を重視する

勉強計画を立てる際、多くの人が時間ごとの区切りを使いますが、大学受験という明確な目標がある時は勉強量で計画するのがオススメです。

時間ごとに計画した場合、ダラダラと進めても終わりを迎えてしまうため、身になっていなくても終了してしまうリスクがあります。

また、勉強で重要なのは「いかに理解できたか」であり、勉強に時間をかけた事ではありません。

自分の理解度を数値化するのは難しいため、勉強量におきかえてスケジュールすると効率良く進めることができます。

勉強量で計画を立てる方法

「現代文3時間、数学ⅡB2時間」といった時間軸でスケジュールを管理していた人は、参考書や問題集などのページ数や冊数など、具体的な量で管理する方法に変えていきましょう。

例えば「今日の日本史は、A問題集を5ページ分進める」「今月中にB大学の過去問を1年分解く」といった勉強計画の立て方をします。

慣れないうちは、何ページでどのくらい時間がかかるのか分からず手間取りますが、継続することで自分のペースが掴めてきますので、まずは1ヵ月続けてみましょう。

また、時間に余裕のある休日などは、練習問題や過去問、模試を活用し「正答率80%以上になるまで」とより理解度に近い形で目標を立てるのも得策です。

無理なスケジュールを立てない

多くの人は、モチベーションの高い状態で勉強計画を立てるため、現実的でない無理なスケジュールを立てがちです。

やる気があるのは良い事ですが、計画が途中で頓挫してしまうと失敗体験となり、モチベーションが下がって継続しにくくなってしまいます。

勉強計画を立てる時は、時間をフルに使う量で考えるのではなく、余裕をもった少なめの勉強量で考えましょう。

もし時間が余った場合は、プラスαの勉強をしたり復習・暗記に時間を使うなど、その時々で柔軟に対応してください。

勉強計画はこまかく考えすぎない

また、勉強計画は最初に立てたものが上手くいく事はほとんどなく、必ずどこかの段階で修正が必要になります。

思ったよりも進んだり、意外と手こずってペースが遅くなるのはよくある事ですし、体調不良や思わぬ予定など不測の事態が生じるケースもあります。

そのため、「明日は教科書13~18ページ、明後日は19~24ページ」と最初から綿密な勉強計画を立てるのではなく、「教科書は毎日4~5ページが目標」と大まかにスケジュールを考えてみましょう。

大学受験は最終的にゴールに到達すれば良いので、細かな調整や頻繁な修正があっても全く問題ありません。

2週間に1回、月に1回などスケジュールを見直すタイミングを決めておき、その時点でペース・理解度を振り返って計画を修正してください。

復習の時間をしっかり確保する

大学受験の勉強はやるべき事が多いため、進める事に注力しがちですが、最も大切なのは「着実に理解して、解ける問題で確実に得点する事」です。

しかし、エビングハウスの忘却曲線によると「1日後には覚えた内容の半分以上を忘れる」と言われていますから、適切なタイミングで復習して知識を定着させることが重要になります。

勉強計画を立てる際、進める事だけでなく必ず復習する時間も確保して、効率良く勉強していきましょう。

復習はどのタイミングでするのが良い?

カナダ・ウォータールー大学の研究によると、「24時間以内に10分」「1週間以内に5分」「1か月以内に2~4分」復習するだけで、ほとんどの記憶が定着できるとされています。

最低でもこの3つのタイミングで必ず復習時間を取るようにし、行った勉強を無駄なく活用できるようにしましょう。

さらに計画に余裕がある場合は、数日後や2~3週間後にプラスで復習の時間を確保できれば、より定着率が高まります。

勉強計画を立てよう!逆算で成功する合格ステップ

①参考書・問題集を選定

勉強計画を立てる時に決めておきたいのが、1年間で使う参考書や問題集です。

大学受験に向けた勉強では、あれもこれもと手を出すより、決めた教材を何周もする方が効率的に身になります。

ただし、最初からレベル以上の問題を行うのではなく、1年かけて徐々にステップアップしていくことが大切です。

1番目に取り組むべきを「教科書&傍用問題集」、最後に取り組むべきを「志望大学の過去問」とし、この間に応用・難問や実践系などを2~3冊プラスするのが良いでしょう。

自分に合った参考書・問題集の選び方は?

今やかなり多くの参考書や問題集が出版されていますが、説明的なものや絵図が多いもの、シンプルな解説や丁寧な解説など、特徴は様々です。

これから参考書や問題集を選ぶ人は、必ず本屋さんに行って手に取り、解説部分を読んで「読みやすい」「わかりやすい」と感じるものを購入しましょう。

無理に周囲が使っているものに合わせる必要はなく、自分が使い続けられそうか、理解できそうかを判断基準にすることが重要です。

選ぶのが大変な場合や何冊も持ち歩く負担を減らしたい人は、受験対応をした高校生向けのタブレット学習を活用してみましょう。

②1年間の計画

自分が使用する教材を決めたら、まずは最長期目標である1年間の計画から立てていきましょう。

年間計画は大雑把なもので良いので、各科目ごとに「どの時期に、どのレベルにいたいか」を考えて計画します。

高校3年生の場合、「4月~夏休み前」「夏休み中」「夏休み後~年末」「1~2月(受験直前)」といった具合に、大きな事柄・イベントを節目にして計画していくと分かりやすいでしょう。

また、全国模試のタイミングを把握しておき、どの時期にどのくらいの偏差値でいたいかも、併せて考えておくのがベストです。

③毎月の計画

年間計画が終わったら、それを叶えるための毎月の勉強計画を立てていきます。

この時は、「A問題集の2週目を終える」「単語帳5章目まで暗記する」など、少し具体的なペースを考えてください。

月間計画は、最も無理な内容を立てがちですので、余裕をもった計画を考えるよう心がけましょう。

また、体育祭や学園祭、試合・発表会、夏期講習など、あらかじめ各月に入りそうなスケジュールが分かっている場合は、これも加味した上で計画することが大切です。

④毎週の計画

1ヵ月ごとの目標・計画が定まったら、そのペースをこなすために毎週どのくらいの勉強量が必要なのか、逆算して1週間の計画を立てましょう。

この時に、自分がどのくらいのペースで勉強できるのかが分かっていると、無理のない具体的な計画が立てやすく、スケジュールのズレも生じにくくなります。

今の自分がどのくらいの量をこなせるのか分からない人は、事前に1~2日かけて試験的に行ってみましょう。

今後、細かな計画の変更があることを前提に、直近3~6か月分程度作っておけば十分です。

⑤毎日の計画

1週間でこなす勉強量がみえたら、それを1日ごとに配分して、毎日の勉強計画を立てます。

この際、1週間分を7日間で均等割りにすると、科目の得意・不得意や理解しやすさでペースが乱れてしまうため注意が必要です。

計画前に、先に各単元のボリュームや内容を簡単に確認して調整したり、苦手科目は多めに時間を確保しながら計画すると良いでしょう。

毎日の計画は変動しやすいため、直近2~3ヶ月分程度を考えておき、あらかじめ決めた計画見直しのタイミングで修正しながら取り組んでください。

また、通学のある日とない日とでは使える時間が異なるため、下記の管理方法も参考にしながら計画を立てていきましょう。

毎日のスケジュールが鍵!有効な時間の管理方法

学校に通う日のスケジュール

まずは30分単位でスケジュール表を作り、「学校に行っている時間」「塾・予備校に行っている時間」「日常生活行動(食事、入浴、支度など)の時間」を割り当てます。

勉強計画はあくまでも自学自習のスケジュールを立てるものですので、学校や予備校などでの勉強時間は含めずに考えましょう。

その後、睡眠時間をきちんと確保し、空いている時間で科目ごとの勉強と休憩を割り当ててみましょう。

効率の良い勉強で成績アップ!テスト前にも使える驚きの方法とは」でも触れていますが、前日に行った勉強の内容は翌朝復習すると、効率的に記憶に定着すると言われています。

そのため、学校からの帰宅後だけでなく、寝る前と起床後に勉強時間を作っておくと、より効果的な勉強が行えます。

学校がない日のスケジュール

学校が休みの日は、たっぷりとまとめて勉強時間が確保できる、とても良いタイミングです。

夜更かしをしがちな人も多いですが、起床・就寝時間は変えず、生活習慣を崩さないようにスケジュールを立てましょう。

また、勉強する科目を振り分ける時は、頭の使い方が近い文社系と理数系をまとめたり、得意科目と苦手科目を交互に行うと、集中力を保ちやすくなります。

勉強時間を何時間もまとめて確保する人が多いですが、1~2時間ごとに短時間の休憩を挟んだ方が集中力が持続し、勉強の達成感も感じやすいので捗るでしょう。

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