学習障害児には適した勉強法を!小学生・中学生・高校生の学習支援情報

学習障害を持つお子さんは、同学年の子に比べて勉強の理解度・到達度が低いため、教材選びや勉強法に悩むご家庭も少なくありません。
実は、小学生や中学生、さらに高校生に至るまで、学習ポイントは同じですので、コツをしっかり抑えて支援していきましょう。

学習障害(LD)ってどんな障害?

学習に関する一部の能力が習得できない障害

心や身体の成長発達がうまく行われず、同年代の子に比べて発達のスピードが緩徐な点があり、支援が必要な状態を「発達障害」と言います。

この発達障害の1つが「学習障害(LD:Learning Disabilities)」で、知的能力は正常なのにも関わらず、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」の能力のうち、一部の習得が難しい状態です。

障害の目安として、現在の学年よりも1~2学年分遅れている子供が多いと言われています。

知的障害とは違い、基本的な知能や理解力が備わっている事、そして上記のうち一部が困難になる事から、周囲からは「怠けている」「やる気がない」などと誤解されてしまうケースもあります。

また、保護者の方でも、「単に勉強が嫌いなだけ」「努力が足りない」「ケアレスミスが多い」と誤って捉えてしまい、支援が不足する事もあるのです。

学習障害児の行動例

読字障害(読み)
  • ひらがなの音読が遅い
  • 読み間違えることが多い
  • 文字や文章がよく理解できない
  • 文章の読み方がたどたどしい、正確に読めない
  • あらすじをまとめるのが苦手
  • 単語、文節を途中で区切ってしまう
書字障害(書き)
  • 漢字を使わずひらがなを使って書く
  • 文字のバランスが悪い
  • 句点や読点を書かない事が多い
  • 助詞(花が、母の、犬を、私も等)をうまく使うことができない
  • 書き写し(板書など)のスピードが非常に遅い
  • 自分が考えた内容を文字・文章で表現できない
算数障害
  • 数の概念、規則性が理解できない
  • 計算が極端に苦手
  • 文章問題を解く事が難しい
  • 筆算の繰り上がり、繰り下がりが分からない

学習障害だからこそ生じる心の壁

一見すると「勉強のできない子」に見えてしまう事から、教師や両親から誤解され、どうして出来ないのだと責められてしまいます。

一方、学習障害を持つ本人は決して怠惰にしているつもりはなく、むしろ一生懸命に勉強している事も多いのです。

そのため、周囲から叱られる事で自罰的になり、「自分はダメな子だ」「私が悪いんだ」と自責の念に駆られてしまう事で自尊心・自信を失い、心を壊してしまうケースも少なくありません。

学習障害があると分からず、周囲の子供たちと同じような勉強法を続けてしまうと、できないからとすぐに諦める癖がつくようになったり、過剰なストレスによる心のモヤモヤを暴力的な言動でぶつける様になってしまう事もあります。

学習障害は早期発見とサポートが大切!

また、学習障害を持つ子供は同じ学年の子たちよりも学習到達度が遅れるため、周囲からからかわれてしまったり、イジメの対象になる事があります。

特に小学生や中学生の頃は、自分との違いを受け入れる事が難しく、勉強の遅れが生徒間のトラブルに繋がる事も多々あるものです。

すると、学校に行く事自体が嫌になってしまうため、不登校や引きこもりにも繋がりかねません。

ニュースでも報道されているように、イジメが原因で自殺する事もありますので、障害を持っている事を早期に発見し、保護者や学校の先生が理解・支援してあげる事が非常に重要です。

学習障害児の勉強で大切な事5つ

①勉強に対する苦手意識を持たせない

学習障害を持っている子供は、自学年よりも理解が遅いのは事実ですが、決して勉強ができない訳ではないのです。

多くの場合、一部の能力が習得できない状態なため、得意な科目や理解しやすい分野も持っています。

また、適切な勉強法・ペースを取り入れて学習を進めれば、苦手分野を克服していく事もできるため、あまり悲観的になる必要はありません。

勉強が苦手にならないよう、子ども自身が前向きに勉強に取り組める環境を作り、成功体験を積み重ねるよう工夫しましょう。

②出来なくても責めない

勉強に関する問題の発生源はあくまでも発達の遅れよるものであり、「勉強を怠けているから理解できない」「読み書きの練習が不足している」という事とは異なります。

そのため、子どもの勉強に対する努力・姿勢をしっかりと褒めて、出来なくても責めないようにしましょう。

学習障害児が勉強へのモチベーションを保つためには、保護者のバックアップが必要不可欠です。

勉強が遅れている事に気を取られすぎず、小さな目標を一緒に立てながら、一歩ずつ前進することが大切です。

中学生の高校受験、高校生の大学受験など特に大きな転換期では、焦る気持ちを抑えて頑張りを見守りながら、適切なアドバイスを行ってください。

時にはイライラとしてしまう事もありますが、深呼吸をして気持ちを落ち着かせ、どうしたら出来るようにできるかを前向きに考えましょう。

③子供に合った勉強法を取り入れる

学習障害と一言で表しても、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」のうちどの能力が欠けているのかは、お子さんによって異なります。

また、1つの能力だけ不足している子供もいれば、複数の能力が習得できないケースもあるため、一律の勉強法では対処できません。

まずは、自分の子供は何が得意で何が不足しているのか、勉強の取り組み方や日頃の様子から、現状をしっかり把握しましょう。

その上で、子どもが理解しやすい教材を使えば、より効率良くスムーズに学習を進めることが可能です。

学習障害児は、好きな事・興味のある事に対して集中力を発揮するケースが多いため、子どもが「楽しい」「できた」「続けたい」と実感できる教材が良いでしょう。

④無理な勉強のペースで進めない

特に教育に熱心なご家庭では、周囲の子との差が気になりすぎてしまい、勉強時間や勉強量を増やしてペースアップを図る事が多くあります。

しかし、学習障害を持っている場合、無理なペースで勉強を進めても理解度が上がる訳ではなく、むしろ逆効果です。

勉強ができるようになって欲しいからこそ、子どものペースで進めるようにし、焦らずに見守るよう心がけてください。

学習障害児は、集中力や気分にムラがある子供も多いため、長時間の勉強はあまり効果的ではありません。

テンポ良く短時間ずつ勉強すし、さらに1つの事を繰り返し行う事が、着実な学力アップに結び付きます。

⑤障害があるからといって甘やかし過ぎない

障害の有無に関わらず、勉強は良い点をたくさん見つけ、褒めて伸ばした方が子どもの学習意欲を向上させます。

しかしそれは、ミスを許容しすぎたり、出来ない事から目を背ける事ではありません。

学習障害を持つ子供の場合、できない事を責めないよう心がける事が大切ではありますが、出来なくても大丈夫だと誤って理解させないようにしてください。

「今は出来なくても大丈夫。少しずつステップアップして、できる事を増やそうね。」と向上につながる声掛けを行ったり、「もう少しでできそうだね!もう1度チャレンジしてみようか。」とポジティブに克服を促すと良いでしょう。

また、学習障害を持っていると「分からない部分が分からない」というお子さんも多いため、自学年の勉強だけに捉われず、下の学年に遡って勉強する事も大切です。

無学年で学べる「すらら」は学習障害児にピッタリ!

発達障害の専門研究機関と共同開発

タブレットやパソコンなどを使った学習教材すららは、学習障害を持つお子さんの勉強に役立つ通信教育です。

発達障害の専門研究機関「子どもの発達科学研究所」と共に、教材の開発を行っているのが特徴です。

学習障害・発達障害を持つお子さんが、どうアプローチすれば理論・理屈を理解できるか専門的に考えているため、感覚的に捉えるのが上手な障害児も安心して利用できます。

他の難易度の優しい教材とは一線を画しており、理解のしやすさと定着力は導入のご家庭から好評です。

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自分だけの学習設計だから無理がない

すららは利用を開始する前に、学習面・生活面に関する子どもの特性をメールや電話でヒアリングし、目的に合わせて専任コーチが一人ひとりに合った学習設計を行います。

一般的な学習教材や通信教育は、健常者のペースで進められてしまうため、学習障害を持つお子さんは劣等感や焦り、不安を抱きがちですが、すららなら自分のペースで進行することが可能です。

無理のない目標を少しずつ達成することで、徐々に自信がついてくるため、学習意欲の向上にも繋がります。

子どもの状況はデータで表示

さらにすららは、「ログイン数」「目標」「進捗」「学習レベル」がトップページに表示される仕様になっています。

具体的に可視化されているため子どもの頑張りが一目で分かり、達成感を感じやすいシステムです。

保護者の方も、子どもを褒めるポイントがすぐに見つかるため、成長の後押しやフォローがしやすくなります。

6つの要素で楽しみつつ理解しやすい

すららの勉強は「見る」「聞く」「話す」「読む」「書く」という様々な感覚を使い、学習を進めていきます。

学習障害では、勉強に関する能力のうち、何がどのくらい不足しているのかお子さんによって異なりますが、多角的なアプローチをするすららなら理解しやすいため、飽きる事も苦手意識を感じる事もありません。

また、不得意な能力を向上させる事にも繋がるので、少しずつ子どもの可能性を広げていく事ができます。

しかも、すららはゲーミフィケーションの要素が多く取り入れられており、勉強なのに楽しい感覚を持って進める事が可能です。

多用なスタイルのキャラクター先生たちと、対話しながら進行するため、じっと話を聞くのが苦手でも大丈夫です。

小学校1年生まで戻って学習できる

すららは、現在の自分の学年に捉われることなく、好きな学年の学習が行える無学年式の教材です。

小学1年生まで遡って勉強することができるので、ついていけない科目があっても、理解できる所からスタートすることができます。

学習障害のように一部の学習能力が低下している子どもは、「できない」「分からない」が続いてしまっているケースが多く、自学年の勉強を簡単な教材で進めたところで理解できるようにはなりません。

お子さんの現状をしっかり把握し、分からなくなった単元から自分のペースで進める事が、より効率的に学ぶ秘訣です。

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得意な科目は高校3年生まで進めることも可能

学習障害は一部の能力の習得が難しいという特徴から、全ての勉強ができないのではなく、得意科目を持っているお子さんも多数います。

無学年式学習の良い所は、全ての科目を苦手なレベルに合わせるのではなく、得意科目はどんどん進められるという点です。

自分がやりたい勉強は、学校の進度や学年を超えて先取りすることで、より一層のやる気・自信を引き出します。

先取り学習は、子どもの可能性を広げる事にも繋がりますので、本人に意欲があれば積極的に活用していきましょう。

子どもに合った難易度を自動で選出

オンライン学習やタブレット学習の良い所は、子どもの正答率や得意・不得意を瞬時に分析してくれる事です。

すららは、誤答の問題を分析する「つまづき診断」によって、現在の理解度に合った難易度に都度自動で調整してくれるため、着実に分かるようにステップアップできます。

さらに、間違えた問題や苦手な箇所は、出題形式を変えながら反復練習することができるので、分からない点を残すことがありません。

3ヶ月以上すららを継続する発達障害児の場合、この反復システムによってドリルの正答率が87.7%まで上昇しており、障害があってもきちんと理解して勉強できる教材であることが分かります。

紙媒体の場合、都度合ったドリルを変えるのは大変ですし、通信教育でも翌月からしかレベル変更が適用されない事もありますが、すららなら即時に難易度を合わせられるため、不安なく使うことが可能です。

勉強時間が短いから、集中力がなくてもOK

学習障害を持つお子さんの場合、ADHD(注意欠陥多動性障害)を併せ持っているケースもあります。

勉強する時になかなか集中できなかったり、じっとしていられないという子供も多いため、できるだけ短時間で理解できる教材が最適です。

すららは、1単元10~15分というごく短い時間で構成されており、集中力の低いお子さんでも取り組みやすく作られています。

しかも、声に出したりアニメーションを見るなど、興味を引きやすい方法で学習を進めるため、より集中しやすいのもメリットです。

専任コーチが子ども・保護者を徹底サポート

利用開始時に学習計画を立ててくれたすららの専任コーチは、サービス利用中もサポートしてくれます。

解説を見ても分からない問題は教材内から直接質問することができ、苦手を残さずに進めることができます。

学習設計も、ペースが合わなくなってきたら変更してもらう事ができるので、「もう少しゆっくり勉強したい」「もっと上を目指したい」などの要望にも適宜応えてくれるので安心です。

また、保護者の方へのフォローには特に重点を置いており、学習の様子や生活状況を相談すれば、見守りのコツや励まし方などをアドバイスしてもらえます。

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