高校生の勉強時間はどのくらい必要?みんなの平均と本当に必要な量とは

大学受験を本格的に考える高校生の時期、どのくらい勉強すれば良いのか、みんながどのくらい勉強時間を確保しているのか、学外学習に関する気になる実態を調査しました。
「勉強時間が取れない」「集中して勉強が続かない」という方も必見の、成績を上げる裏技も公開しています。

どのくらい勉強するのが普通?高校生の勉強時間の実際

家庭学習に取り組む高校生が増加中!

高校生の家庭での勉強時間(塾・予備校、家庭教師を除く)について、ベネッセ教育総合研究所が調査を実施しています。

同研究所の第5回学習基本調査によると、高校生全体の家庭学習日数は平均4.1日という結果になりました。

つまり、高校生全体で見てみると「自分一人で家で勉強する日を、週4日ほど確保している」という事になります。

この調査では、勉強時間の長短については問うていませんが、9年前の調査結果と比較すると日数は1.1日増えており、家庭で勉強する高校生は増加傾向になっています。

家で勉強する高校生の割合

家で勉強する日数 回答者の割合
週6~7日(ほぼ毎日) 35.4%
週4~5日(週の半分以上) 23.9%
週2~3日(週の半分以下) 18.2%
週1日くらい 6.3%
家ではほぼ勉強しない 15.6%
無回答・不明 0.6%

家での勉強時間はどのくらい確保してる?

次に、家庭での学習において、1日にどのくらいの勉強時間を確保しているのか、同調査結果を見てみました。

高校生全体の平均時間は、1日84.4分(約1時間24分)となっており、「ほとんど勉強しない」という学生は全体の約15%ほどしかいないことが分かります。

勉強時間の長さについては、大きなバラつきはありませんが、1時間~2時間程度確保している高校生が比較的多いようです。

高校生の平均学習時間は、9年前に比べて大幅な増加傾向がみられ、意欲的に取り組む学生が増えている事が分かります。

高校生が家で行う勉強の時間

家での勉強時間(日) 回答者の割合
ほとんどしない 14.8%
約30分 12.4%
約1時間 18.6%
約1時間30分 16.4%
約2時間 19.4%
約2時間30分 8.2%
約3時間 6.5%
約3時間30分 1.5%
それ以上 1.6%
無回答・不明 0.6%

高校生の勉強には「効率」が求められている

上記の高校生の勉強時間を偏差値別に分析すると、偏差値50未満でも少し増加してはいますが、偏差値50以上の高校生が大きく増加している事が判明しました。

時間の内訳を見てみたところ、平日の勉強時間のうち2/3は宿題に充てられていることから、学校での宿題・課題の増加が、勉強時間アップにつながっているようです。

高校生のうち、「出された宿題をきちんとやっていく」と回答した人は全体の88%にものぼり、学校の勉強がベースになっている人がほとんどです。

言い換えれば、学校の宿題をきちんと取り組むのはもはや当たり前で、「宿題以外の残り1/3の時間をどう使うか」「宿題以外の勉強時間をどのように捻出できるか」が周囲と差をつけるキーポーイントになると言えるでしょう。

【学年別】高校生にとって本当に必要な勉強時間

高校1年生:平日1時間+休日2時間

中学生の時とは生活も勉強もガラリと変わる高校1年生は、学習内容以外にも身体的・精神的負担の多い時期です。

学校や部活動に慣れるまでの間は、楽しさとしんどさが入り混じる事になりますが、どのような環境の中でも家庭での勉強時間は確保しなければなりません。

1年生の間は、まず宿題を中心に平日1時間続けて勉強することを意識し、生活のリズムと勉強の習慣を身につけましょう。

休日は、平日に補えなかった復習に力を入れて取り組み、余力があれば発展問題や予習にチャレンジするのが良いでしょう。

もし、部活動の試合や習い事の発表会、お出かけなどで勉強時間が取れない日は、前週または翌週に振り替えて調整しましょう。

高校2年生:平日2~3時間+休日4~6時間

高校生活にも慣れてきた2年生は、学内外で中心的な存在になる事が多く、勉強をおろそかにしがちな時期です。

一方、受験を現実的に考える年でもあり、1年生と同じ勉強時間では足りないのが現実です。

学校・部活終わりの平日は少なくとも2時間、できれば3時間は勉強の時間を作り、1日で宿題と復習を行うのがベストな環境と言えます。

休日は平日の倍となる4~6時間ほど勉強時間を確保して、つまづいた単元や苦手な教科は、早め早めに対策を講じることが大切です。

また、英単語や年表といった暗記の勉強や、リスニングのように地道な対策が必要な内容も、2年生のうちにこなしておくと次学年で楽になります。

高校3年生(夏休みまで):平日3.5時間+休日7~8時間

受験を控える高校3年生は、家庭学習も本格的な勉強モードにする必要があり、平日でも3時間30分はしっかり取り組みたいところです。

まとまった勉強時間が取れない場合は、朝の登校前に1時間勉強タイムを設けたり、スキマ時間を使うなどして効率良く取り組みましょう。

休日は8時間勉強が理想的なスタイルで、趣味や息抜きをうまく行いつつ、しっかり勉強を継続してください。

3年生からぐっと集中する時間が増えるため、これまでに勉強の習慣がついていないと、かなりしんどく感じられます。

段階的に受験に備えるためにも、高校1~2年生の時に勉強慣れしておくことが大切です。

高校3年生(夏休み後から):平日・休日問わず1日10時間

夏休みも終われば、いよいよ入試に向けたラストスパートとなり、勉強時間は多ければ多いほど良いでしょう。

学校以外の時間はすべて勉強に充てるくらいの心意気で、1日10時間を目標に取り組むのがベストです。

第一志望の大学の偏差値にかかわらず、受験生はこれだけの勉強量が必要になりますので、難関校を受験しない方もしっかり勉強時間を確保しましょう。

ただし、一番やってはいけないのが、睡眠時間を削って深夜・早朝まで勉強することです。

入試が近づくにつれて焦りを感じ、寝る間も惜しんで勉強する高校生が多くなりますが、睡眠時間はしっかりとらなければなりません。

脳は寝ている間に情報を整理し、記憶を定着するため、睡眠時間を削ると勉強した意味が半減してしまいます。

集中力やパフォーマンスの低下にもつながりますから、1日6~8時間はしっかり休んで、勉強の時間も確保しましょう。

短い勉強時間でも、成績はグングンあがる!

1時間通しで勉強するのはNG

「これから1時間は勉強の時間」そうなった時に、多くの高校生は1時間続けて勉強しがちですが、実はこれは非効率な方法です。

1時間の勉強時間がある場合、「15分勉強+5分休憩」を3サイクル続ける方が、勉強効果が高まると言われています。

つまり、長時間ダラダラと勉強し続けるよりも、短時間で集中して勉強した方が効率が良く、成績アップにつながるのです。

これは、東京大学の池谷裕二教授とベネッセが行った共同実験により、勉強の合間に休憩して脳をリフレッシュすることが、勉強内容を定着させるのに有効という事が実証されています。

なぜ休憩した方が学習効果が高まるの?

集中力には、脳の前頭葉から出る「ガンマ波」が、どれくらいパワーを持っているかが関与しています。

同実験で勉強している生徒の脳波を測定してみると、60分続けて勉強している子は開始からガンマ波が低下し続け、勉強開始から40分後以降はかなり大きく下降することが分かりました。

一方、15分に1回休憩をはさみながら勉強している子は、休憩時間の間にガンマ波のパワーが回復し、集中力を保って勉強を続けていたのです。

このことから、休憩を適度に挟むことで集中力を保ち、長期的に学習効果の向上を発揮するという事がわかります。

休憩が多いと勉強していない人のように思えてしまいますが、実は、ちゃんと休憩を取ってメリハリのある過ごし方をする方が、効率的な勉強ができるのです。

「質×量」が勉強の成果を上げる

上記のことから、いくら勉強時間を長く確保しても、集中せずに続けているのでは効率が悪くなる事がわかります。

換言するのであれば、「時間の長さ」よりも「勉強の質」の方が、効果・効率にとっては重要な訳です。

部活、学校行事、習い事など勉強以外でも活躍の機会が多い高校生は、限りある時間を上手に使って勉強に取り組むことが大切になるでしょう。

当然、学年別の勉強時間でもお伝えしたように、一定の時間を確保する必要はありますが、長時間続けて勉強することが重要なのではありません。

1回の勉強時間は短くても、緩急をしっかりつけて集中して取り組むことが、長期的な勉強に必要な事なのです。

短時間学習にピッタリの学習方法とは?

1回が短いタブレット学習がオススメ

1回15分という短い時間を有効に使うためには、効率良く勉強できるシステムを作る事が必要です。

参考書や問題集を使って時間をコントロールすることも可能ですが、もっと楽に行いたい方はタブレット学習を使ってみましょう。

タブレット学習は、1つの単元が15~30分程度で構成されており、メリハリをつけて勉強できる仕組みに最初から作られています。

「1つ終わったら5分休憩」と明確で分かりやすく、時間のコントロールが苦手な高校生も活用しやすい教材です。

理解しやすく、進め方も自由自在

多くのタブレット学習教材は、今日やることのスケジュールが自動的に立てられており、バランスよく学ぶことができます。

参考書やテキストのような紙教材と違い、動画や音声を使って分かりやすく解説されているので、理解しやすいのも魅力です。

「今日は疲れていて、思う様に勉強時間が取れなかった」「急な予定が入って、勉強できなかった」という時も、残った課題をうまく振り分けられるので、負担なく続けることができます。

もちろん、ペースを速めたい時に一歩先まで勉強することもできますから、学習量を適宜自分に合わせて行うことが可能です。

成績、正答率、苦手も自動分析

紙教材は、問題の正誤を確認することはできますが、教材全体を通した正答率や成績、苦手な箇所などは自分で分析しなければなりません。

この点、タブレット学習は全てが自動化されているため、余計な時間を使うことなく、今の自分の状況がすぐに分かります。

また、自分の取組み状況や成績、苦手な単元は数値として視覚化されるだけでなく、復習や対策問題などにも反映されるため、効率良く対策することもできるのです。

様々な事に時間を使いたい高校生だからこそ、効率と効果を求めたデジタル教材は、積極的に使う意義があるでしょう。

タイプ別高校生用タブレット学習の選び方

何から始めたら良いか分からない高校生は、進研ゼミでスタート!

「自分の成績や勉強の状況が明確にわからない」「勉強の何から始めれば良いのかわからない」という高校生は、進研ゼミ高校講座から始めてみましょう。

進研ゼミは、タブレット学習の中でもオールラウンダー的存在で、勉強が苦手な生徒から一歩上を目指すレベルまで、幅広く対応できるのが魅力です。

コースはレベル別に「標準」「難関」「最難関」の3つが設けられており、いつでもレベルを変更できるので、今の自分に合わせて調整することができます。

また、高校2根性からは志望大学のレベル別プランも提供され、受験対策も早めの段階から取り組めます。

進研ゼミ高校講座・大学受験講座

受験にまっしぐら!難関校を目指す高校生にはZ会が一番

受験を考えている高校生のうち、特に国公立大学や、私立大学の難関(MARCHG以上)・最難関(東大・京大)を目指している方は、圧倒的にZ会が人気です。

クオリティの高い良問の多さが特徴で、効率的でありながら、確かな実力に結び付けることができます。

知識をインプットするだけでなく、アウトプットすることも重視している教材で、提出課題や添削指導も高い評価を得ています。

ハイレベルな大学への現役合格実績も豊富で、安心感があり、1科目から受講できるという利便性も備えた教材です。

Z会高校生コース

疑問・質問が多い高校生は、解説重視のスタディサプリを

タブレット学習の中でも、特に映像講義に注力している教材で、トップレベルの講師が分かりやすい授業を展開します。

各単元での「なぜ」「どうして」が解決し、さらに学校では教えてくれない新しい角度の解放・解釈も分かるため、理解を深めたい方や講義スタイルが向いている高校生にオススメです。

また、全学年全レベルの授業はいつでも見放題なうえ、合格特訓コースならコーチが毎日の勉強やつまづきをフォローしてくれるので、より効果の高い取り組みが叶います。

なお、合格特訓コースは少し価格が高くなりますが、授業見放題だけなら月額980円とかなりお得なので、塾・予備校との併用も可能です。

スタディサプリ高校・大学受験講座

勉強が苦手・学力が低い高校生は、すららで解決!

勉強に苦手意識を持っている、偏差値・学力が低い高校生には、スモールステップで学べるすららが向いているでしょう。

小学生から高校生までの内容が無学年式に学べるため、つまづいた学年・単元からやり直し、着実に学力を伸ばすことができます。

対応しているのは「国語」「算数・数学」「英語」の3教科だけですが、まずは基礎学力を高めたい高校生のスタートに適しています。

勉強についていけてない生徒だけでなく、不登校や帰国子女などのフォローアップとしてもピッタリです。

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