タブレット学習にはデメリットがあるって本当!?

オンラインを使った勉強法の中でも、特に利用者が増えているタブレット学習。
デメリットもあるという噂が飛び交っていますが、その真相を調査してみました。
今回は特に、世間でも取り上げられている危険性や保護者の方が危惧する内容を中心に10個のデメリットを考えてみたいと思います。

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タブレット学習で注意すべき10の事と対処法

デメリット1.タブレット等の端末を使うことで体に影響も

インターネットが普及し、スマートフォンやタブレット、パソコンを使用する時間が長くなったことで、身体への様々な影響が危惧されています。

例えば、LEDディスプレイから発生するブルーライトにより、網膜や角膜へのダメージが増えたり、目の疲れ・痛み、ドライアイ、睡眠の質の低下などがあると言われています。

また、下を向いた状態が続く事でストレートネック(頸椎の湾曲が無くなる状態)になりやすく、同じ姿勢を続けることによって肩・首のコリやこれに伴う頭痛などが起こる可能性も否定できません。

タブレット学習には、適切な時間・環境が大切

タブレットなどの電子端末は今や社会の必需品となっており、デメリットがあるからといって避けて通ることは現実的に不可能です。

タブレット学習などを導入すること自体が悪いということではなく、子どもも大人も、長時間使い続けたり、就寝前に使用するなど使用する時間や環境が体への悪影響を及ぼしています

1単元10~15分という短い時間で学習できる教材が多いため、1~2つの勉強を終えたら小休憩を入れるようにし、またその間に簡単なストレッチをするなど軽く体を動かすように促しましょう。

使用する時は部屋を明るくしたり、就寝前に使わないようにするなど、家庭でも使い方を少し工夫することで、体への影響は軽減することができます。

また、現在はブルーライトカットのレンズや液晶フィルターも手ごろな価格で販売されていますので、こういった物を使ってみるのも良いでしょう。

デメリット2.デジタル認知症になる危険性

メディアなどでも耳にする機会が増えた「デジタル認知症」は、長い時間デジタル端末に触れることにより、脳の海馬が衰えることで認知機能が低下し、記憶力や思考力が失われて認知症の様な症状が出現する病気です。

デジタル認知症は、デジタル端末やインターネットを毎日6時間以上行うことにより、脳の快楽物質(ドーパミン)が過剰に分泌されてしまい、脳細胞が死滅することで起こります。

2018年の調査では、スマートフォンを利用する10~20代の10%以上が記憶障害と診断されており、まさにデジタル社会の現代病と言う事ができます。

また、年代を問わずスマホユーザーの60%以上の人が物忘れの自覚症状を抱いており、病気まではいかなくとも、脳に多少なりとも悪影響を与えているのは事実です。

タブレット学習を導入したいというご家庭でも、このデジタル認知症を危惧する親御さんがいますが、実は危険だと思うからこそタブレット学習の導入が向いています。

タブレット学習を通して、正しい端末との付き合い方を習慣づける

デジタル認知症に限らず、タブレットやスマホが体に与える影響は、正しい使い方を意識して体得しないことに大きな原因があります。

これからの時代切り離して考えることができないデジタル端末だからこそ、遠ざけてしまうのではなく、タブレット学習を導入した上で「どのくらい使用するのが良いのか」「休憩中はどうすると良いのか」を子ども自身が学ぶことが非常に大切です。

特に、小さなうちからデジタル端末との付き合い方を習慣づけることができれば、年代が上がっても体に影響の少ない方法で使用し続けることが可能です。

最初は親が声掛けやフォローしながら、徐々に一人でコントロールできるように導いてあげましょう。

また、デジタル認知症を防ぐためには、暗記科目や神経衰弱など記憶力を高める取り組みや作文をしたり、人と会ってコミュニケーションを取るのが有効です。

デメリット3.自分で書く勉強が疎かになる

タブレット学習を導入する際、特に保護者の方が心配されるのが「書く勉強が少なくなる」という点です。

確かに、視覚や聴覚の情報だけでなく、手を動かして触覚も刺激することで、より効率良く覚えることができると言われています。

脳科学の観点からは、脳が活発に働けば働くほど記憶しやすいと考えられているため、書く勉強もまた大切です。

テキスト・問題集付きタブレット学習なら安心!

現在提供されているタブレット学習のほとんどは、オリジナルのテキストや問題集が付属しており、見聞きするだけでなく、書く勉強にも対応しています。

映像講義で人気のスタディサプリでは、テキストや問題集が無料で配布されていますし、ハイブリッド型を推奨する進研ゼミなら紙教材と併用して学習することが可能です。

また、Z会スマイルゼミすららといった今人気のタブレット学習では、端末対応ペンを使った記述式を導入したり、分度器やコンパスなど道具を使った単元にも対応しています。

どの教材もオンライン学習でありながら、書いて学ぶ勉強もしっかりと行えるよう工夫して作られていますので、手を動かして勉強することを重視したいご家庭でも導入しやすいでしょう。

もちろん、一部の教材は選択問題のみで構成されているものもありますので、内容はよく調べてから利用することが大切です。

デメリット4.考える力が低下する恐れ

タブレット学習は直感的な操作が行えるため、年齢の小さな子供でもスムーズに導入できるのが魅力の1つです。

一方、操作が簡単であるがゆえに思考力が養われず、考えたり試行錯誤する力が低下してしまうという面が懸念されます。

また、1つの端末で全教科の勉強が行えるため、持ち運びが便利なのが利用する子供からは人気ですが、年齢層の高い親御さんや祖父母世代では良く思わない人もいらっしゃいます。

重たい教科書を持ち運ぶ中で、「毎日大変な思いをしないために、どの様に効率良く勉強するか」を考える事も学びの1つだと捉えているためです。

自分で考える習慣が思考力を育てる

そもそも思考力というのは、勉強や日常生活の中の違和感や疑問などに気付き、子供が自ら考えることで養われるものです。

そのきっかけは生活の中に溢れており、様々な機会で思考力の向上を図ることができます。

子供にとって大切なのは、その情報をキャッチして疑問を持ち、自分の力で考える習慣を持つことです。

この癖付けができていれば、どの様な環境であっても子供の考える力が低下してしまう事はありません。

また、「タブレット学習だから思考力がつかないのだ」と考えるのは、セルフハンディキャッピング(子供自身や育て方が原因だと思いたくない親の心理)でもあります。

子供の力を信じ、考える力を自分自身で養えるように導いてあげることが、最も重要なことだと言えるでしょう。

※セルフハンディキャッピングについては、「受験勉強のやる気がでない!そんな時の対処法と続く勉強方法」でも触れていますので、興味のある方は併せてご覧ください。

デメリット5.使わなくなってしまう可能性アリ?!

タブレットやオンラインでの学習に関わらず、通信教育を導入する際「ちゃんと続けてくれるだろうか?」というのが気になるところです。

せっかく教育にお金をかけるのだから、成績アップ以前にしっかりと継続して勉強してほしいと思うのが親御さんの気持ちでしょう。

タブレットやパソコンといった電子端末は他の遊びにも使えてしまうため、興味が他に逸れてしまわないだろうかと心配する声が挙がるのももっともです。

子供に合った教材選びが継続のポイント!

塾・予備校にもそれぞれの特徴がある様にタブレット学習にも特色があり、ゲームの様に楽しみながら学習習慣を定着させるもの、学校や塾の授業を聞く感覚で使用できるもの、問題を解くことを重視したものなど様々な特徴があります。

さらに、サービスによって難易度も異なり、基礎~応用レベルの教材もあれば、難関校受験にも対応できる教材もあります。

子どもに合わないレベルの問題や興味を持たない勉強法を選んでしまうと、子どもの学習への意欲が削がれてしまい、タブレット学習とはいえ残念ながら継続するのは難しくなってしまいます。

導入時には必ず子どもと話し合い、無料体験などを利用して、子ども自身が続けたいと思う教材を選ぶ様にしましょう。

また、タブレット学習は子供の勉強時間や成績などがデータ化されており、保護者も閲覧することができるので、外部の塾や紙媒体の通信教育に比べ、進捗状況の確認が簡単に行える様になっています。

近くにいなくても、いつでも子どもの勉強を見守ることが出来るため、適宜親子のコミュニケーションを通して勉強への意欲を話し合う事も継続のヒントになります。

デメリット6.内容が頭に入ってこない

タブレット学習の教材は、どこの会社でも様々な工夫がされており、楽しいアニメーションで苦手意識を持つことなく勉強できるように作られています。

興味を引かれる動きがあるのは良い部分ですが、それに気を取られすぎてしまうと、勉強の中身が理解できない状態になってしまう可能性があるのです。

また、動作が多いということは、言い換えると余分な時間がかかるという事でもあります。

子供がタブレット学習で1時間勉強したとしても、そのうちの多くがアニメーションにかかっていれば、学習時間自体はそれほど多くなりません。

「しっかりと勉強時間を確保させたい」「理解しながら進めているのか不安」というご家庭では、タブレット学習に対して否定的な場合もあります。

インプットだけでなくアウトプットも重要

「勉強」という行動の多くは、自分の頭の中に知識や解法などをインプットするものですが、実は本当に重要なのはそれをアウトプットすることです。

タブレット学習を通して学んだ事をそのままにするのではなく、別のドリルやテストなどで復習してみると、本当に理解できているのかどうかが分かります。

タブレット学習できちんと勉強できているか心配な場合は、学校だけでなく家庭でもテストの時間を設けたり、ドリルや問題集とセットで単元ごとに復習をする工夫を行って、勉強効果を判断してみましょう。

また、アウトプットすることは知識を定着させることにもつながるため、効果的な勉強にもなって一石二鳥です。

尚、勉強時間については「タブレットを使った教育はなぜ人気?メリットを徹底解説!」で触れていますが、長く勉強するよりも短い勉強時間を複数行う方が成績が伸びると言われています。

アニメーションが多く、1回当たりの勉強時間が短かったとしても、タブレット学習は必要なだけの内容がしっかりと含まれていますので安心です。

デメリット7.すぐに解答が見られる

タブレット学習の教材は、問いの後にすぐ答えが見られるパターンが多いため、子供が「分からない!」と思えばすぐに解答が見られる環境にあります。

すると、自分で考える前に答えを見てしまい、考える力が低下してしまうのではないかと思うのは当然のことでしょう。

この問題はタブレット学習だから起きているという訳ではなく、昔からドリルや問題集の答えをすぐに見てしまう子供は一定数いました。

今も昔も子供の行動は変わっておらず、分からない問題に対する向き合い方は、勉強をする上での通り道になっているのです。

実は先に解答を見るのは悪くない!

勉強法として「先に答えを見るのは悪いこと」という風潮がありますが、実は、すぐに解答を見るのは決して間違いではありません。

解答を見た時に重要なのは、なぜその答えになるのかを考える事です。

勉強の本質は「できない事をできるようにする」という事ですから、解答を見たタイミングがいつであれ、なぜその解になるのか理解できればそれで良いのです。

逆を言えば、どれだけ時間をかけて考えて解いたとしても、解答を流し読みして理解したつもりになり、そのまま進めてしまえば意味がありません。

答えに対する「なぜ」「どうして」を考える習慣を身につけることができれば、タブレット学習ですぐ解答が見られる環境にあったとしても、きちんと勉強が身になります。

デメリット8.苦手の克服には物足りない?

分からない問題でつまづいてしまい、そこから勉強への苦手意識を持ってしまう子供は少なくありません。

小さなころは興味を持てても、少しずつ勉強が難しくなるに連れてついていけなくなり、取り残されてしまいます。

この時に少しでも早くリカバリーし、苦手を克服することが非常に大切ですが、タブレット学習はシステム上同じ問題では同じ解説が流れるため、解説自体が理解できないといつまでたっても苦手分野を乗り越えることができません。

対人での指導であれば、アプローチの方法や伝え方を変えることで理解につなげることができますが、タブレット学習はデジタルなので1つの教材でそこまでフォローする力はないのです。

タブレット学習のダブル使いが効果的!

「問題の解説を見ても理解できない」「解説の内容が難しい」と感じている場合は、別の教材と併用するのが一番です。

これは、対人指導で行える解説方法の工夫という点を、異なる教材を用いて実践するということです。

特に、タブレット学習の中でも問題集・ドリル型の教材は解説がやや薄いものも多いため、動画講義型の教材と併用すると点と点が結び付き、一気に理解へと進みます。

2つの教材を使うということは費用の負担が気になるところですが、たとえばスタディサプリであれば月980円で小学4年~高校3年までの全ての授業が見放題になるため、参考書を教科ごとに買うよりも経済的です。

また、教材によっては勉強の質問窓口を設けているものもありますので、このサービスを活用するのも良いでしょう。

デメリット9.端末のトラブルで勉強が止まる

タブレット、スマホ、パソコンといった電子端末は、何らかのトラブルが生じるとフリーズしてしまったり、教材にアクセスできなくなってしまう事があります。

紙媒体の教材ではこのようなトラブルが起こることはありませんから、タブレット学習ならではの問題と言えます。

また、不適切な使用方法をしてしまうと故障し、端末自体が使えなくなってしまう恐れもあります。

フリーズや故障が生じると教材が使えなくなってしまうため、勉強の手が止まってしまうというのは痛手です。

アップデートと定期的なメンテナンスを

最近のタブレット学習は、専用端末の購入やレンタルをするサービス以外であれば、複数の端末で勉強できる教材も増えています。

自宅ではパソコン、外出先ではスマホやタブレットといったフレキシブルな使い方に対応できるようになっているため、1つの端末が故障してしまっても大きな問題になる事はありません。

トラブル予防策として、端末のアップデートをきちんと行い、定期的に容量などの見直しをしてメンテナンスを行うことは習慣づけましょう。

また、インターネットにアクセスできる端末を使う場合は、セキュリティソフトなどを入れることで、ウィルスなどの外部からの影響も防ぐことが可能です。

今や、インターネットを使えば無料の問題・回答がたくさん掲載されていますし、一時的に使用できなくなってしまったとしても勉強できる環境はすぐに整えられるので安心です。

デメリット10.新教材・サービスの配信時にダウンロードができない

タブレット学習は専用のアプリやソフトを使うことが多いため、問題や回答、サービスなどの変更があるとアップデートやダウンロードが必要になります。

また、サービスによっては毎月決められた日に新しい教材が配信され、ダウンロードしてから開始するものもあります。

利用者数が多い人気の教材では、配信された日にアクセスが集中するため、なかなかアップデートやダウンロードが進まないというトラブルもあるようです。

もちろん、サービスを提供する企業側も常に対策は行っていますが、すぐに対応できる教材は少ないというのが現状です。

勉強時間をずらす、保護者がサポートするなどの工夫を

このトラブルが生じやすいのは、やはり子供が学校から帰ってくる頃や勉強を始める時間帯です。

利用する年代にもよりますが、夕方や夕食後の時間帯は勉強をし始める子が増えるため、アクセスが多すぎてサーバーがダウンしてしまう可能性が高くなります。

そのため、いつもよりも勉強の時間をずらして行ったり、朝や学校に行っている間に保護者の方が更新作業を手伝ってあげるようにすると、スムーズにダウンロードが進みます。

家庭によっては、定期更新日にあわせて「毎月○日は1日遊んで良い日」「毎月○日は外に出かける日」など、あえて子供のご褒美タイムとして設けることで、モチベーションの維持とトラブル回避を上手く行っているようです。

主要教材ごとのデメリットと活用時の注意点

【進研ゼミ】問題ボリュームが少なめ

通信教育の大手・ベネッセが提供する進研ゼミは、分かりやすく楽しんで学べる信頼性の高い教材として、多くのご家庭で利用されています。

しかし、実際に使っているご家庭(特に小学生講座)からは、メインレッスンにおける問題量の少なさが指摘されており、ご褒美ゲームに夢中になってしまうという声が挙げられました。

進研ゼミは詰め込み型の勉強方法ではなく、1歩ずつ無理なく学ぶことや家庭学習の習慣化を重視しており、紙のドリルを想像していると少し物足りなさを感じるかもしれません。

演習の追加で補填が可能

進研ゼミは、苦手を残さないWとき直しシステムの搭載や赤ペン先生の個別添削など、必要なポイントはしっかり抑えられていますので、教材内容に不足があるという事ではありません。

最初は少ない問題数から始まりますが、演習コースや発展コースなどレベルアップすることで、問題演習を追加することも可能です。

最初から膨大な量の問題が出されるのではなく、取り組める余力のある子供は先に進めるよう設計されているので、お子さんの状況にあわせて柔軟に対応できる教材と言えます。

進研ゼミの公式サイトを見る

【スマイルゼミ】解説がシンプルなのが難点

テレビCMもよく流れており、知名度の高いスマイルゼミですが、使っているご家庭によっては解説のシンプルさに不満を抱く方もいるようです。

スマイルゼミは「1から10まで解説する」というよりも、「要点を抑えて解説する」という感覚があり、理解に時間のかかるお子さんだと苦戦する事もあるでしょう。

ただし、学年が上がるにつれて、文字だけでなくイラストや動き、音を使った解説も多く取り入れられており、体感的な学びができるというメリットもあります。

お試し利用を活用して良し悪しの判断を

スマイルゼミの解説がわかりやすいかどうかは、子供自身が実際に使ってみないと判断しづらいところです。

スマイルゼミは、全国のショッピングモールや百貨店などで体験会を開催していますので、不安な方は参加してみると良いでしょう。

また、申し込み後約2週間はタブレット代金も含めて全額返金保証の対象になりますので、実際に加入して試してみることもできます。

スマイルゼミの公式サイトを見る

【Z会】問題が難しくてついていけない

質の高い教材として名高いZ会は、タブレット学習でも徹底的に考えさせる問題を出題しています。

そのため、学力の低いお子さんや勉強が苦手なお子さんが使うと、ついていけずに途中でやめてしまうケースも少なくありません。

学習にしっかりと向き合う気持ちや、目的をもって勉強する姿勢がないと、無駄な支出がかかってしまうことになるでしょう。

高い目標を立てているご家庭向きの教材

他のタブレット学習が「楽しさ」に重きを置いているのに比べ、Z会は「実力アップ」を重視して作られています。

そのため、今よりもレベルを上げたいお子さんや、難関校・ハイレベルの受験を考えているご家庭に向いている教材です。

ハードルが少々高くなっている分、勉強教材としての質は非常に優れており、塾へ行かずともトップレベルを期待することができます。

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【すらら】応用・発展レベルの学びが弱い

年齢・学年を問わずに学べる教材として注目されているすららですが、残念ながら、レベルの高い学習には不向きと言われています。

学習習慣を身につけたいお子さんや、勉強の苦手・遅れを改善したいというご家庭に最適な教材であり、あくまでも教科書+α程度の難易度です。

無学年教材なので上級生の勉強を進めることももちろん可能ですが、現在の単元の応用や発展を行うのは、少々難しいかもしれません。

子どもの実力を見極めて検討を

ある程度学力が備わっているお子さんがすららを利用すると、簡単すぎて勉強が身にならないという事態が発生します。

基礎をしっかりと固めたい時期なのか、お子さんの実力を保護者の方が把握してから検討・導入するようにしましょう。

「学力や成績のベースアップを図りたい」「遅れを取り戻したい」というご家庭なら、すららはかなりの学習効果を発揮します。

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【スタディサプリ】演習問題の数が少ない

スタディサプリは、収録映像を使った講義型特化のタブレット学習で、解説の丁寧さや分かりやすさが魅力です。

学校の授業で分からなかった単元を克服するには有力ですが、実際に問題を解くという部分はやや弱いという声が聞かれます。

スタディサプリは、映像授業だけでなく各授業に対応した演習問題も配布していますが、ボリュームとしては他の教材に劣るところがあるようです。

塾のイメージで活用することが大切

映像授業がメインの教材は、ドリルメインの教材とは違い、家庭用塾のようなイメージで活用すると良いでしょう。

勉強に使う問題集は別に用意しておき、間違えた部分や解説を読んでも分からない所、授業で理解できなかった単元を補う目的で利用します。

また、他のタブレット教材と併用して解説の分かりにくさを補填すると、相乗効果でより理解力が高まるでしょう。

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