勉強の仕方がわからない学生必見!ここから始める勉強方法

いざ勉強を始めようと思っても、「イマイチ勉強の仕方がわからない」「何から始めれば良いのか悩んでしまう」という学生も多いものです。
そこで今回は、どんな風に勉強をすれば効率良く進められるのか、その勉強法についてお伝えします。

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普段の勉強はこれでOK!誰でもできる勉強法

重要なのは基本の「き」である教科書

教科書、参考書、問題集、単語帳と手元にいくつもの勉強資料があると、どれから手を付けて良いか分からなくなってしまうものです。

定期テスト対策や成績アップといった普段の勉強をするには、まずは教科書の読み込みから始めましょう。

勉強の仕方がわからないと悩んでいる学生の多くは、学びの基礎となる部分の抜け漏れがある場合が多々あります。

また、テストで点数が取れなかったり、なかなか成績が上がらない人には、教科書を軽視している傾向があると言われています。

基本となる教科書の勉強を最初に行い、基礎をしっかりと固めることが勉強の第一歩になりますので、まずは教科書を開いてみましょう。

1章ずつ教科書の内容を熟読し、理解したと思ったら、載っている練習問題を行ってみます。

正解したら次へ進み、不正解であれば再度教科書を読んでやり直します。

教科書の解説だけで理解できないという場合は、スタディサプリの様な映像授業を聞き、より噛み砕いた説明で1つずつ理解していくのがオススメです。

どの教科から始めれば良いの?

勉強の仕方が分からないという学生の中で、特定の科目が苦手という場合には、自分が得意とする科目や好きな勉強から取り組み始めましょう。

できる科目を最初に行い自分に自信をつけ、勉強への意欲を高めた状態で苦手科目に取り組むことで、モチベーションの低下を防ぐことができます。

また、最後も得意な科目で勉強を終えると、ポジティブな気持ちで終える事ができるため、翌日の学習意欲につなげることができます。

逆に、全般的に勉強が苦手であったり、科目でやる気に差が無い時は、暗記重視となる科目から始めるのがオススメです。

下記でもご紹介しますが、暗記科目はどれだけ勉強するかが重要になるため、少しでも触れる機会が多い方が良いからです。

一般的には「理科・社会>英語・数学>国語」の順に暗記の必要が増えると言われていますので、この順序で行うと良いでしょう。

暗記はとにかく回数をこなすのが一番!

日本で教えられている勉強の多くは、暗記の内容によって支えられています。

年号と歴史上の出来事、元素記号、数式、古文の活用、英単語など、どの科目を取っても暗記はつきものであり、どのくらい覚えるかが点数に直結すると言っても過言ではありません。

暗記が苦手という学生も多いですが、実は記憶の仕組みを理解すれば暗記分野はそれほど難しいものではありませんので、苦手意識を持たず進んで取り組みましょう。

まず、暗記の勉強を行う時に覚えておきたいのが「人間は忘れる生き物。どれだけ定着する覚え方をするかが鍵」ということです。

ドイツの心理学者・エビングハウスの忘却曲線によると、暗記した内容は1時間後には56%、1日後には74%忘れると言われています。

つまり、「今日せっかく暗記をしても、明日になったら1/3しか覚えていない」というのが当然の事なのです。

確実に暗記内容を定着させるためには、「1時間後→12時間後→1日後→2日後→4日後→1週間後→2週間後→1か月後」と少しずつ間隔を空けながら、内容を復習することが非常に重要です。

ただし、この時の振り返りはそれほど時間をかける必要はなく、さらっと5分程度で確認する程度で構いません。

どれだけ頻繁に触れていたかが記憶の定着に必要になるため、内容を覚えていなかったとしても、自然に記憶できるようになっていきます。

暗記は「書く事」と「声に出す事」も大切

より効果的に記憶を定着させるためには、できるだけ多くの刺激を脳に与え、活発な状態で暗記することが良いと言われています。

そのため、単に教科書を見つめて脳内で繰り返すだけでなく、ノートに書き、声に出しながら暗記をすると覚えやすくなります。

その際、自分の声を聞くということも記憶の定着につながりますので、音楽はいったん止め、聴覚も刺激するようにしましょう。

また、自宅など自由度の高い場所で勉強する場合は、体を動かしながら声に出して読むということも有効です。

記憶や集中力に関与する「海馬」という脳の部分は、運動をすることで活発になり、記憶力や集中力が高まります。

理解度を深めるなら「一問一答形式」

特に暗記科目で応用できる勉強法として、一問一答形式の問題集を自作するという方法があります。

白紙の単語帳を用意し、通常通り表には問題を、裏には解答を書いておきます。

たとえば、生物で「液胞に含まれている色素は?→アントシアニン」という問題を作ったとします。

まずは通常通り表の問題を見て、裏の解答が答えられるかを確認していきましょう。

自作の問題が80%以上正解できるようになったら、今度は裏側の回答を見て、表が解答できるかを確認していきます。

つまり「アントシアニン(とは何か)→液胞に含まれている色素」といった具合になります。

この様に問いと答えを反転させることで、一方通行の決まった記憶ではなく、言葉の意味や本質も理解できるようになります。

教科書と暗記で基礎を固めたら問題集へ

勉強をしていると、どうしても頭の中に情報を入れることばかりに注力してしまいますが、学力の定着にはアウトプットが必要不可欠です。

教科書の読み込みや暗記の繰り返しでは、情報をインプットすることに多くの時間を割いているため、覚えたことを実践で使えず、問題を前にしてもなかなか答えが思い出せない状況を作り出してしまいます。

そのため、知識をある程度頭に入れた後は、実際に問題を解いてアウトプットする事を心がけましょう。

特に、「勉強時間はたくさんしているはずなのに、テストで結果がでない」という人は、アウトプットが大幅に不足している可能性があります。

知識は使ってこそ自分のものになりますので、しっかり問題を解くことにも時間を使いましょう。

紙の問題集は解説が端的にまとまりすぎているため、より理解を深めるためには音声や動画での解説が付属している問題集型のオンライン学習を活用してみましょう。

また、演習問題を解いて自分ができる問題とできない問題とを仕分けることで、その後効率良く苦手対策を行う事ができます。

間違えた問題や危うかった問題は、しっかりとチェックをし、繰り返し解き直す様にすることも大切です。

アウトプットには解説も効果的!

問題集は、出された問いに対する答えを求めることになるため、仕組みや成り立ちの理解が必要な分野には十分とは言えません。

そこで、実際に自分で口頭で解説をしてみたり、友人や家族などに説明するといった勉強法を取り入れると、理解を深めるのに効果的です。

教科書の説明や解説を読んでいる時は「なるほど」と思っても、実際に説明するとなると知識が混乱してしまったり、一部が抜けてしまっている事があります。

自分自身で解説をするということは、きちんと内容を把握していないと行えないため理解を深めることができ、より知識の定着につながります

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