東大生もこだわる勉強場所!一番集中できるおすすめの環境はどこ?

東大生も実践する集中力アップの秘訣は勉強場所選び。
自宅や図書館からカフェまで、おすすめの勉強スポット12選を紹介!
各場所の特徴や活用法を解説し、あなたに合った最適な勉強環境を見つけるヒントを提供します。

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自宅で勉強に最適な場所はある?

集中力を高める「自分の部屋」

自分の部屋で勉強するメリットは、移動の時間やお金がかからず、必要なものが全て揃っているという点です。

難関校を受験する場合、「1分1秒でも惜しい」と考える人も多くいますので、勉強道具から食べ物・飲み物まで全て揃っている環境は、完璧と言っても過言ではありません。

また、音楽をかける、声に出して読むなど、室内の環境も自分に合わせて利用できるため、余計な気苦労がないのもメリットです。

東大王に出演している水上颯さんが自分の部屋で受験勉強をされていたり、実際に現役東大生も自室で勉強する人が多いということからも、勉強に適した環境と言えるでしょう。

なお、アメリカ・コーネル大学の研究によると、室温が25℃から20℃に変わるだけで集中力が下がり、ミスが44%増えたという結果が出ています。

勉強効果を高めるためには、室温は25℃前後に保って、照明は手元だけを明るくすると集中効果が得られます。

最大の敵「誘惑」から自律できるか!?

自分の部屋で勉強することの最大のデメリットは、誘惑が多く、サボリやすいという点です。

視界に入る場所にスマホやテレビ、漫画、ゲーム、趣味用品などがあると注意力が散漫になってしまい、集中して勉強することができません。

さらに、誰にも見られることがない場所なので安心感が生まれてしまい、サボってしまったり、下がったモチベーションを上げるのが難しいという事もあります。

受験勉強のやる気がでない!そんな時の対処法と続く勉強方法」で触れていますが、勉強以外の事をする(セルフハンディキャッピング)ことで、脳は無意識にハンデを作ろうとしてしまいます。

そのため、自分の部屋を勉強場所として使用する場合は、遊びたくなるような物は極力排除し、誘惑に負けないよう自分を律して取り組むことが重要です。

適度な緊張感で集中力アップ「リビング」

自宅内の場所でも誰もが行き来する環境のリビングは、リラックスできる一方、自分の部屋と違い家族の目があるため、適度な緊張感を持つことが出来ます。

適度な緊張感があれば、自分の部屋では勉強が進まない人でも半ば強制的に、取り組まなければならない環境が作れます。

また、適度なリラックス状態にもなることで脳内でα波が多くなり、集中力や記憶力を高めることが可能です。

東大王ご出演の鶴崎修功さんもリビング勉強派の一人で、実は難関校合格者の多くは小さな頃からリビングを勉強場所としていた人も少なくありません。

監視者が必要になるため、家族と一緒に住んでいることが前提にはなりますが、無駄なく最適な環境を作りたい方は一度試してみましょう。

家族がいるからこそ協力が必要に

リビングは家族みんなが過ごせる場所ですから、それぞれが自由に過ごしすぎてしまっては、集中できる環境が作れません。

会話やテレビの音量に気を付けてもらったり、家庭用ゲーム機は勉強中は使わないでもらうなど、住んでいる人全員に協力をお願いしましょう。

また、協力して環境をつくってもらう分、調理・食事の時間を合わせる、自由に使える時間を作るなど、自分自身も協力し、家族が気持ちよく過ごせるよう配慮することが大切です。

時間の制限を作ることで、むしろ集中して勉強できる環境が作れるという人もいますので、手っ取り早く環境を変えたいという人はリビングからチャレンジしてみましょう。

勉強するための場所なら集中できる?

静かで集中できる「図書館」

本を読んだり貸し借りができる図書館は、自習スペースや勉強もできる閲覧席を設けている場所も多くあります。

周囲の人も読書や勉強をしている環境なので、自分のやる気やモチベーションも上がりやすく、長い時間集中して勉強ができます。

また、往復の時間はかかるものの、無料で静かな環境を利用できますから、比較的無駄が少ない方法でもあります。

大きな机にたくさんの椅子が並べられている図書館も多いですが、最近では机上についたてがあり、一人分のスペースが確保されている場所もあります。

図書館での勉強は、自分のペースを保ちやすいので、ポモドーロ・テクニックという25分間集中して勉強し、5分間休憩するというサイクルを繰り返すと集中力が持続しやすくなるのでおすすめです。

満席状態と飲食不可が難点

図書館は誰もが自由に利用できる公共の場所ですから、必ず席が空いているとは限りません。

勉強しようと足を運んでも、満席状態で利用できないという事もあり、特に土日祝祭日は開館時間から行かないと確保は難しいでしょう。

昼食などで席を空ける場合でも予約などはできませんし、長く不在にしていると他の利用者にも迷惑がかかるため、1日中図書館で勉強できるかはその日の運によります。

さらに、本を大切に扱うため、図書館内はどこも原則として飲食が禁止されています。

ペットボトルや水筒であっても座席で飲むことはできませんので、この点の自由度が低いのはデメリットです。

仲間と切磋琢磨できる「無料自習室」

塾や予備校では、通う生徒のために無料で使える自習室が設けられている事も多くあります。

「勉強する場所に設けられた勉強スペース」なので、同年代の他の利用者もおり、刺激になって集中力アップが期待できます。

また、参考書や赤本などの勉強教材が無料で閲覧できたり、チューターなど勉強や進路などが相談できるスタッフが常駐している自習室もあるため、環境はかなり整っている方でしょう。

自習室の環境や規模、数などは塾や予備校によってかなり異なり、大手の方が力を入れている傾向にあります。

決まった曜日や時間に通うなど、定期的に利用する習慣をつけると、自習室を利用するタイミングで集中力が上がったり、勉強のリズムが作りやすくなるのでおすすめです。

場所によっては騒がしい事も

個別ブースやオープンな場所、空き教室の開放など、自習室の形態は様々で、自分が利用したい環境が必ずあるとは限らないというのがデメリットです。

また、テストや入試が近くなるにつれて自習室の利用者が増えるため、規模によっては利用できない日が出てくることもあります。

さらに、利用者が増える時期になるといつもは静かな環境でも、時に騒がしくなってしまう事もあります。

どのような環境なのかは一度利用し、集中しにくいようであれば別の場所を利用することも考えましょう。

集中環境が整った「有料自習室」

利用者に無料で開放されている塾や予備校の自習室とは違い、現在は月額制の有料自習室も都市圏を中心に数多くあります。

最近では固いイメージの自習室ではなく、BGMが流れている中でカフェ感覚で使える自習室も増えてきました。

こちらは利用規約の遵守が大前提になっているので、静かな空間がいつでも確保でき、黙々と勉強したい人にはオススメです。

学生だけでなく社会人が利用することも多く、インターネットやコピー機、ドリンク、軽食・スイーツなどのサービスが充実しているところもあります。

自習室の席のスタイルや利用方法、サービスなどは、運営会社によって異なりますので、自宅や学校近くのサービスを調べ比較してから申し込むと良いでしょう。

利用料金がかかるのがデメリット

有料自習室はお金を払って場所を使うため、毎月または1回毎に利用料金が発生してしまいます。

月額でみると自由席で7,000~8,000円前後、指定席の場合は1,000円前後くらいのお金がかかり、都心部に近ければ近いほど高くなる傾向です。

学生の場合、これだけの金額を捻出するのは難しいという場合もありますので、ご両親と相談した上で利用しましょう。

身近で利用しやすい「学校の教室」

学生にとって、学校の教室は、授業後や空き時間に利用できる身近な勉強場所です。

学校にいるおかげで切り替えをする必要がなく、頭が勉強モードのまま自習に入れるため、高い集中力で勉強することができます。

また、講義や部活動の前後、昼休みなどの短い時間でも効率的に勉強できるのが大きなメリットです。

さらに、友達と一緒に勉強する場合、わからない問題を互いに教え合うことができるのも学校の魅力です。

自分が得意な科目を教えることで理解が深まり、苦手な科目を教わることでわからなかった点が解消されます。

利用時間の制限と環境の変化に注意

学校は閉校時間があるので、教室では長い時間勉強しにくいことや休校日は利用できないデメリットがあります。

利用するのが基本的に授業終わりに限られてしまうのが難点といえるでしょう。

また、教室では友達が頻繁に出入りする場合もあり、学校終わりに残って勉強する人はわずかなので、中には大声で話してたり、騒がしくされたりすると勉強が手に付かなくなることもあります。

英単語の暗記のように1人で黙々と覚える勉強や、時間を計って入試の過去問を解くなど集中して勉強したいときにはあまり向いていないため、状況に応じて他の勉強場所も検討しましょう。

カフェ・レストランは勉強場所に向いている?

適度な雑音で集中力アップ「カフェ・喫茶店」

最近はカフェで仕事や勉強をする人も増えてきましたが、カフェには様々な人が来店するため、人の視線を感じることから「勉強をしなければ!」という気持ちになりやすく、モチベーションが高まる場所です。

また、他人の会話や食器の音など適度な環境音があることで、脳が不要な情報を取り除こうとし、より集中して取り組むことができると言われています。

カフェでは飲み物の注文が必須になりますが、コーヒーや紅茶にはカフェインが含まれており、眠気覚ましや疲労回復など勉強をサポートしてくれる効果があります。

さらに、砂糖を入れて飲めば脳のエネルギーを補うこともできるため、集中力を持続することもでき、効率良く勉強が進められるでしょう。

席を選べるときは、窓際の席を避け、壁に向かって座るなど、視界に入る動きを最小限に抑えると、聴覚からの適度な刺激を活かしつつ、集中力を保つことができます。

場所選びや利用時間に注意を

ランチタイムなどカフェには混雑する時間帯があり、お店によっては利用時間の制限が設けられていることがあります。

また、勉強での長時間利用をお断りしているお店もありますので、必ずお店の決まりを確認してから利用しましょう。

退店の声をかけられたときのために、カフェの近くにいくつか勉強スポットを確保しておくと安心です。

長く利用すればするほど飲食代がかさみますので、お財布と相談することも大切です。

尚、カフェで勉強をする効果やおすすめのカフェチェーン店は「カフェや喫茶店で勉強はアリ?メリット・デメリットとおすすめチェーン店」にて詳しく解説しています。

長時間利用可能な「ファミレス」

カフェと同じように環境音や人の目があるファミレスも、適度な緊張を保ち、勉強が捗りやすい環境です。

しかも、カフェとは違い24時間営業するお店も多いため、早朝や深夜に勉強する場所として確保できるのは嬉しいところです。

広めの店内は複数人で利用しやすいため、友人と集まって勉強したい時も気軽に利用することができます。

軽食も注文できることから、カフェに比べるとコストが高くなりやすいため、ドリンクバーや割引券などを活用して節約に努めましょう。

食事時の混雑はカフェ以上

ファミレスはあくまでも食事を提供するお店ですから、ランチやディナーなどの食事時間は混雑することがほとんどです。

席を待っている人がいる状態で、勉強のために長時間独占するのは迷惑になりますから、マナーを守って活用しましょう。

ファミレスで勉強するのであれば、あまり来店者が多くない時間を見計らい、利用する時間を決めておくと良さそうです。

個室で集中できる「ネットカフェ・漫画喫茶」

比較的手ごろな価格で、静かで個室の環境を利用できるのが、漫画喫茶やネットカフェです。

時間制で料金が加算されるシステムで、長時間の利用も前提にしているため、1ヵ所から動きたくない人も便利に利用できます。

パソコンがついているため調べ物もしやすく、軽食や無料のドリンクバーも利用できるため、環境は整っていると言えるでしょう。

最近では、女性専用店や女性専用ブースなどの女性向けサービスや、鍵つき個室、学割サービスを設けるお店もあり、より使いやすくなっています。

ただし、個室とは言っても半個室のような作りになっているお店が多いため、声を出して勉強したい暗記科目などには不向きです。

数々の誘惑に打ち勝つ自律心が必要

ネットカフェや漫画喫茶は、漫画や雑誌、動画、映画など誘惑が非常に多い環境というのが一番のデメリットです。

集中しやすい環境ではありますが、「自分の部屋で勉強をすると、つい漫画を読んでしまう」といった人にはあまり向いていないでしょう。

逆に2時間勉強したら15分だけ漫画を読むなど、誘惑を報酬として活用することができると、モチベーションの向上につながるかもしれません。

勉強と休憩のメリハリをつけることができ、自分を律して取り組むことのできる人であれば有効に活用できそうです。

意外な場所で集中力アップ!?

自然の中でリフレッシュ「公園」

公園は暗記系の勉強場所として効果的で、自然の音をBGM代わりに、リラックスして勉強することができます。

適度に歩ける広さの公園であれば、暗記系の勉強は、歩くなど体を動かして勉強すると頭に入りやすくなるのでおすすめです。

また、人が少なければ、英文の音読など声を出すことができるのも公園で勉強するメリットです。

特に英語は耳から入る情報が頭に残りやすいため、音読を交えた勉強が効果的なので、公園は屋内施設ではやりにくい勉強法を実践できます。

外での勉強は天候に左右される

音読学習などがやりやすい反面、天候によって利用できない不便さがあります。

勉強場所としては使い勝手が悪いですが、気分転換に普段と違う環境で勉強したいときに公園を使ってみると良いでしょう。

ただし、夜の公園は危険性をはらんでいますので、夜の使用は避けるようにしてください。

移動時間を有効活用できる「電車」

電車は走っている最中、常に走行音がしているため、勉強に集中しやすい人も多いようです。

特に、専門書や参考書の熟読や、単語カードを使った短時間でもできる暗記など、知識の定着をしたい分野の勉強に向いています

音楽をかけると聞き入ってしまい集中できない人でも、電車内だと集中できることもあるので試してみてください。

また、単語学習アプリや問題集アプリなど、スマホ一つで完結する学習ツールを使うのも、手軽に勉強を進められるのでおすすめです。

筆記系の勉強はしづらい

書く勉強がしにくいのが電車で勉強するデメリットで、漢字や英作文、計算問題など、鉛筆と紙を使うような勉強には不向きな場所です。

例え席に座れたとしても揺れがあるので集中して書けないため、電車内で勉強するときは、読むだけで完結する勉強法がおすすめです。

スマホの学習アプリを利用したり、教科書や英単語を暗記する勉強であれば十分なパフォーマンスが見込めます。

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