学研ゼミのタブレット学習がサービス終了!次に使うべき教材はどれ?

学習教材の品質とお手頃価格の受講費で人気を集めていた学研ゼミのタブレット学習が、サービスを終了する運びとなりました。
これまで導入してきたご家庭でどのような方法・教材に替えれば良いのか、参考となる候補をお伝えします。

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学研ゼミが終了したのはなぜ?

2020年3月一杯で全サービス終了に

これまで多くの受講者に利用されてきた学研ゼミのタブレット学習は、残念ながらサービスを終了することが決定しています。

学研ゼミの公式サイトによると、学研タブレットゼミは2019年2月28日で新規申し込みを終了し、2020年3月1日で全サービスが終了になるとのことです。

現在、学研ゼミを利用している方は3月一杯までは利用できますが、4月からは使えなくなってしまうため、強制的に新たな教材への乗り換えが必要になります。

サービスが終了する理由は不明

また、公式サイトに掲載されている案内では、サービスが終了されることは明記されているものの、なぜ終了するのかという理由については触れられていません。

近年タブレット学習を提供する企業が増加していることから、サービスの継続が難しいと判断したのか、それとも長年提供している紙媒体の通信教材の方が人気だったのかも分かりません。

タブレット学習専用教材だけでなく、紙教材と併用できる別講座「学研iコース」も2021年3月でサービスを終了することが決まっていることから、学研はタブレット学習からは全面的に撤退する様子です。

後継となるサービスの新発表もなし

小学館の通信教育ドラゼミが「まなびwith」としてリニューアルされたように、タブレット学習の教材終了とともに、新たなサービスが開始されることもあります。

しかし、今回の学研ゼミのサービス終了に伴い、新サービスが提供されるという情報はありません。

タブレット学習を学研で使い続けることは難しく、家庭学習用の教材は新しいものに変更が必要です。

これまで学研ゼミを使っていたご家庭の勉強はどうする!?

①学研の通信講座を使う

学研はタブレット学習のサービスが終了するものの、紙媒体の通信教材は変わらずに提供し続けるため、学研の教材で家庭学習を行わせたいご家庭はこちらへの加入が行えます。

学研の通信講座は小学生のサービスが特に手厚く、基本となる国語・算数・英語の3科目に加えて、作文(3~4年生)と理科・社会(5~6年生)は有料オプションで追加が可能です。

ただし、対象学年以外では教材の用意がないので、低学年~中学年で理科や社会の勉強をしたり、高学年で作文に取り組む事はできません。

さらに、中学生コースでは国語・数学・英語の3科目のみとなり、有料オプションで追加できる科目もないので、少々手薄な印象です。

あくまでも提供サービスは郵送で届く紙媒体の教材であり、タブレット学習の魅力である解説の分かりやすさや取り組む楽しさは低減してしまいます。

②他のタブレット学習に乗り換える

引き続き、タブレット学習を使った家庭学習を行いたいというご家庭なら、学研以外のサービスへの乗り換えが必要です。

学研のタブレット学習は、家庭での学習習慣を身につけたり、学力の基礎固めをする要素が強かったため、決して難易度の高い教材ではありませんでした。

ベースとなる勉強に力を入れているタブレット学習は多くあるため、他社に乗り換えたいという場合でも教材選びにはそこまで苦労しないでしょう。

もちろん、各社ごとにサービス内容や解説、進め方などが少しずつ異なりますので、よく比較してお子さんに合っていそうな教材を使う事が大切です。

また、これまでに学研のタブレット学習へ不満や悩みがあった方も、これを機に他社のサービスへ切り替えることで、より効果的に学べる教材へ出会うきっかけになります。

新しいタブレット学習を選ぶならどれが良い?

基礎学力アップを続けたいなら「すらら」

学研の「楽しみながら勉強できる」「基本的な勉強を着実に行う」という2点を叶える他社サービスが、すららです。

教材内にゲーミフィケーションを取り入れることで、子どもが飽きずに楽しく学べるよう工夫されています。

教材の難易度も高すぎることなく、勉強嫌いなお子さんやなかなか成績が上がらない生徒にも向いているでしょう。

しかも、現在の学年に捉われず勉強ができる無学年式教材なので、小学生から高校生までの学習範囲であれば苦手な科目を遡って勉強したり、得意科目の学年を先取りすることも可能です。

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幅広いステージに対応できる「進研ゼミ」

基礎・応用・発展とどのような学力にも対応でき、利用する子どもの特性を選ばないのが進研ゼミです。

教科書に準拠した教材なので、学校の勉強の復習・予習として活用しやすく、どのようなご家庭でも導入しやすいでしょう。

学年によって追加費用の有無は異なりますが、受験に対応した勉強も提供しているので、入試対策もこれ1つで行えます。

タブレット学習だけでなく、必要に応じて紙媒体のテキストも提供されるハイブリッド式なので、効率良く効果的な勉強をさせたいご家庭に適しています。

進研ゼミの公式サイトを見る

難関中学・高校の受験に備えるなら「Z会」

学研ゼミは比較的レベルの優しい教材ですが、一歩上のハイレベルを目指したいならZ会のサービスも良いでしょう。

教材のクオリティが高く、難関校への受験の合格実績も豊富なので、目標を高く設定するお子さんであれば使ってみるのも良いでしょう。

また、基本の勉強だけでなくプログラミングに特化したコースも用意しており、思考力を高めたいご家庭にもピッタリです。

ただし、Z会の問題はかなり難易度が高いため、学研のレベルが合っていたお子さんだとかなり苦戦してしまう可能性があります。

Z会の公式サイトを見る

専用タブレットの性能にこだわるご家庭は「スマイルゼミ」

タブレット学習でありながら、書く学びにとことんこだわっている通信教育がスマイルゼミです。

購入必須の専用タブレットはかなり性能が高く、まるで紙に書いているかのような書き心地を再現しています。

特に英語教育には力を入れており、イードアワードで顧客満足度第1位を2年連続で受賞するほど人気があります。

ただし、難易度の汎用性はそれほど高くないため基礎学力+α程度に留まり、入試の対策は弱点になっている印象です。

スマイルゼミの公式サイトを見る

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