スタディサプリの解約は面倒?退会・返金の手続き方法まとめ
スタディサプリをこれから解約したい方のために、退会や返金の手順を詳しく解説しました。
卒業して今後使わなくなった時、スタディサプリが合わなくなったと感じた時は、解約方法をしっかり確認しておきましょう。
スタディサプリの退会手続き前に知りたい注意点
3段階の解約手続きが必要
これまでスタディサプリを利用していた人が退会するためには、3つの解約手続きを行う必要があります。
「契約コースの利用停止→学習Webの退会→サポートWebの退会」という手順を踏んではじめて、完全に解約することが可能です。
他のコースへ変更するために解約する場合は、契約コースの利用停止だけを行えば良いですが、今後利用しないという方は一気に3つ全ての手続きを行わなければなりません。
手続きが煩雑なので少々不親切な印象もありますが、下記の手順を確認しながら行えば難しくはありませんので、確認しながら実施してみましょう。
スタディサプリのアプリからは手続き不可
スタディサプリの勉強は、ウェブだけでなくアプリでも行えましたが、解約の手続きは全てウェブ上で行う必要があります。
アプリから退会することはできませんので、必ずブラウザを使ってサイトにアクセスしましょう。
なお、解約手続きに使用する端末はスマートフォン、タブレット、パソコンどれでも構いません。
コンビニ払いは自分で利用停止ができない
ベーシックコースに契約しており、支払い方法が「クレジットカード決済」「キャリア決済」の場合、自分で利用停止の手続きを行う必要がありますが、支払い方法を「コンビニ払い」に設定している人は、利用期限が過ぎると自動的に利用停止となります。
つまり、この利用期限を迎えるまでの間は加入している状態となり、自分で停止の手続きを行うことができません。
利用期限を迎える前に解約したいという方は、その旨をお問い合わせフォームから連絡し、運営側に手続きをしてもらう必要があります。
合格特訓コース、個別指導コースはさらに手続きが必要
現在、合格特訓コースまたは個別指導コースに加入している方は、直接契約コースの利用停止を行うことができません。
合格特訓コース、個別指導コースの利用停止手続きをすると、自動的にベーシックコースへ移行するため、さらにベーシックコースの利用停止手続きが必要になります。
これは、スタディサプリのコース設定が「ベーシックコース+合格特訓(個別指導)」となっているためで、2つの利用停止を行わないと解約できないので注意しましょう。
返金できるのは1か月単位
スタディサプリのサービスを解約する場合、どのコースであっても日割りでの返金は行っていませんでした。
利用料金は1か月単位でしか返金に応じてもらえないので、毎月払いにしている人に対して返金されることはありません。
12ヶ月一括払い、年度末までの一括払いを選択している人は、退会した月の翌月分から計算し、残った期間の料金を返金してもらうことが可能です。
なお、スタディサプリ特別講習(旧LIVE)のような単発のサービスは、開講後の返金は応じてもらえません。
講座が開講する前であれば返金できるケースがあるようですので、早めに問い合わせを行いましょう。
退会した後に引き落としされる事も
クレジットカード支払いを選択している方は、スタディサプリの決済日と実際のカードの引き落とし日にタイムラグが生じるケースがあります。
これは、クレジットカードの引き落としのタイミングによるものなので、あらかじめ締め日と支払日を把握しておくと安心です。
いつ分の引き落としかが分からない場合は、直接利用しているクレジットカード会社に問い合わせると詳細を教えてもらえます。
万が一、最後まで解約手続きが完了しているにも関わらず、解約月以降の料金が引き落とされている時は、すぐにスタディサプリへ問い合わせを行いましょう。
スタディサプリ解約・返金の手順を大公開!
①合格特訓、個別指導をベーシックに変更する方法(必要な方のみ)
現在契約しているコースが「合格特訓コース」「個別指導コース」の場合、あらかじめベーシックコースに変更する必要があります。
サポートWebのログインページにアクセスし、パソコンの方は画面上部、スマートフォンの方は右上のメニュー(≡マーク)から「利用照会」を選択してください。
すると、利用状況の中に現在契約しているコースが表示されますので、「利用を停止する」ボタンを選択のうえ、パスワードを入力すれば合格特訓コース・個別指導コースの解約手続きが可能です。
ただしこの後、自動的にベーシックコースに加入していることになりますので、退会時は②のステップも必ず実施してください。
②ベーシックコースを利用停止にする方法
ベーシックコースの解約手続きは、自分が選択している支払い方法によって手順が異なります。
まずは自分の支払い方法を確認したうえで、該当する手順に沿って停止手続きを実施してください。
クレジットカード決済、キャリア決済(携帯料金と合算)の場合
サポートWebのログインページにアクセスし、パソコンの方は画面上部、スマートフォンの方は右上のメニュー(≡マーク)から「利用照会」を選択してください。
利用状況の中に現在契約しているコースが表示されますので、「利用を停止する」ボタンを選択のうえ、パスワードを入力すればベーシックコースの利用停止が完了です。
iTunes Store決済の場合
Appleのスマホやタブレット端末から手続きをする方は、歯車マークの設定アプリを開き、ユーザー名を選択してから「サブスクリプション」をタップします。
課金中のサービスの一覧が表示されますので、スタディサプリを選択してください。
その後、「サブスクリプションをキャンセルする」を選択すると、ベーシックコースの利用停止が行えます。
Macのパソコンを使っている方は、App Storeを開いてサインインし、「情報を表示>サブスクリプション>管理」から同様に手続きすることが可能です。
※iTunes Storeは外部サービスとなり、利用停止手続きからスタディサプリへの反映までに最大32日間かかる事があるそうですので、早めに手続きを行いましょう。
コンビニ払いの場合
スタディサプリでコンビニ払いを指定していると、利用期限が過ぎるまでは自分で利用停止の手続きが行えません。
すぐに解約したいという方は、公式サイトのお問い合わせフォームから連絡し、ベーシックコース利用停止の申請を行いましょう。
③学習Webから退会する方法
ベーシックコースの利用停止手続きが完了したら、次に学習Webの退会を行う必要があります。
学習Webとは、スタディサプリで勉強している生徒がログインする、勉強用の管理・ツール画面の事です。
ブラウザからスタディサプリにログインし、右上のアイコンを選択するとメニューが表示されますので、「プロフィール」を選択しましょう。
プロフィール画面の中に「退会」というタブがありますのでこれを選択し、「退会手続きを行う」をクリックすれば、学習Webから退会することができます。
なお、退会の選択肢が表示されない場合は、何らかの有料コースに申し込んでいる可能性がありますので、契約中のコースが表示されていないか確認してください。
④サポートWebから退会する方法
学習Webの退会処理が完了したら、今度はサポートWebで退会の手続きを行ってください。
サポートWebは、登録情報や支払い方法の管理、生徒の進捗状況確認など、主に保護者が利用する管理ページのことです。
スタディサプリの利用料金を管理しているサイトですので、解約する時は必ずサポートWeb退会の手続きを1番最後に行いましょう。
サポートWebは専用ページからログインしたのち、「アカウント設定」から「サポートWeb登録情報を編集する」というボタンを選択します。
パスワードを入力したら、「退会したい方はこちら」をクリックしてから「退会する」を選択すると手続きが完了します。
①または②~④のここまで実施して初めて、スタディサプリの解約手続きが全て終了します。
⑤返金の手続きを行う方法(必要な方のみ)
スタディサプリの月額料金を一括でまとめて支払った方は、④までの手順を行っただけでは、余剰分の返金は行われません。
別途、お問い合わせフォームから返金の申請をする必要がありますので、忘れずに行ってください。
お問い合わせフォーム内には、「お問い合わせ内容の種別」という任意の入力欄があります。
この選択肢を「利用停止・退会・返金について>一括支払いの返金について」に設定し、必須欄を入力して次のページに進んでください。
2ページ目にはお問い合わせ内容の記入欄が設けられていますので、こちらで「残った利用期間分の返金を行いたい」と伝えれば、返金額や手続きについてサポートから返信メールが届きます。
フリーメールアドレスを使っていたり、迷惑メール設定をしている場合、返信のメールが迷惑メールフォルダに入ってしまう事がありますので、注意して確認しましょう。