すららのサービス概要をおさらい!
小学校~高校までの勉強ができる無学年式
通信教育の教材は、進研ゼミやスマイルゼミのように、子どもの自学年の勉強を進めていくスタイルが主流です。
しかし、すららは今の学年に縛られることなく、小学1年生から高校3年生までの範囲のうち、自分のレベルに合っている所から学ぶことができます。
無学年式で学べる教材はまだ多くはありませんが、苦手な科目や分からない単元を遡って勉強できるため、着実なステップアップにつながるのが特徴です。
また、生涯使える学力を定着させることを重視し、「国語」「算数・数学」「英語」の主要3科目に特化しており、「理科」「社会」は小学3年生から中学3年生までの範囲が追加されました。
意欲があれば先取り学習も
また、すららのような無学年式の教材は苦手の克服だけでなく、得意科目の成長としても役立ちます。
学校の勉強で十分な成績をおさめることができ、ワンランク上の学びをしたいという気持ちがある生徒は、上の学年の勉強に取り組むことも可能なのです。
日本では、大学・大学院以外では飛び級制度がありませんので、発達・学力に合わせた教育が十分なされているとはいえません。
すららを導入することで、得意な科目をどんどん伸ばすことができるため、子どもの可能性を閉ざさずに学び続けることが可能です。
専任コーチがついて三人四脚でサポート
すららに加入すると一家庭に一人の専任コーチがつき、勉強や学習習慣などのサポートを行ってくれます。
分からない問題の解説はもちろんのこと、日々の目標や学習計画の立て方や見直し、「集中できない」「やる気が起きない」といったメンタル面の解決など、多角的なアドバイスを実施するのがコーチの役目です。
マニュアルのような定型的な対応ではなく、一人ひとりの家庭環境や学習状況を分析し、適切なサポートを受けることが可能です。
保護者へのフォローも手厚い
家庭で行う通信教育は、保護者の対応やアドバイスが重要になりますが、すららのコーチは保護者への助言も行います。
子どもへの接し方や声の掛け方、勉強のフォロー方法などに悩んだ時、いつでもプロの目線で的確なアドバイスをもらうことが可能です。
通信教育でありながらも保護者に対するサポートも手厚く、安心して導入できる点も好評を博しています。
ゲーミフィケーションを取り入れた飽きない仕組み
すららの中では、各科目やステージにキャラクターが出現し、対話形式で勉強が進んでいきます。
そのため、一方通行の受け身の授業になりづらく、子どもが飽きずに取り組むことができる仕組みです。
家庭学習は、他の生徒や講師の目がないうえに、ゲームや漫画など興味をそそられる環境ですから、子ども自身が積極的に取り組める教材でないと長続きしません。
勉強をしている感覚が少なく、楽しみながら見て、聞いて、話して、書いて学んでいく教材なので、他の通信教育で長続きしなかったお子さんにもおすすめです。
さらに、進めるごとに自分のレベルにあわせて問題の難易度を自動で調整してくれるので、いつでも丁度良い難しさの勉強が行えます。
テスト・試験の対策もしっかり対応
また、すららのサービスにはテスト対策も無料で付属しており、定期テストの対策として模擬テストが受けられます。
また、学力診断テストも実施できるので、今の実力や苦手を適宜確かめながら、効率良く進めることが可能です。
英語には英検、数学には数検に対応したコースも用意されているので、学校の勉強以外でも活用することができます。
テストの中でできなかった問題は、その場で各単元へ戻り復習することができるので、苦手を残す心配もありません。
すららの公式サイトを見るなぜすららで失敗!?不満の声を分析して分かった原因
失敗談①勉強の内容が薄いと感じた
すららを導入したご家庭から寄せられた口コミの中でも、勉強の内容やレベルに対して不満を持っている方がちらほらと見受けられました。
難しすぎると感じているお子さんはほとんどおらず、「簡単すぎる」「優しすぎた」という声に偏っています。
すららでは自分の学力にあわせて難易度を調整するため、一定のレベルまでは丁度良いペースで学ぶ事が出来ますが、勉強ができるお子さんにとっては物足りなさを感じるかもしれません。
対応している学力は偏差値30台後半~60台が目安となっており、公立の一般校が目安となる難易度です。
これ以上の学力を備えている生徒、難関校や私立の受験を控えているお子さんにとっては、簡単に感じてしまう可能性があるでしょう。
失敗談②キャラクターによってやる気が左右される
すららの教材の良いところは、楽しいキャラクターが先導して、分かりやすく勉強を勧めてくれるという点です。
豊富なキャラクターがいることによって、子どもが飽きずに集中して、家庭学習に取り組む事が出来ます。
一方で、実際に利用してみるとキャラクターの好みが合わず、子どもが興味を示してくれないという口コミも挙がりました。
確かに、すららの中で出てくるキャラクターは、いわゆる漫画・アニメなどの絵のタッチとは異なり、好き嫌いが分かれるところかもしれません。
こればかりは、子どもが実際にすららに取り組んでみないと、合うかどうかは判断できかねます。
すららでは無料体験を用意していますので、申し込みをする前に一度利用して、楽しんで勉強しているかどうか見てみると良いでしょう。
失敗談③他の通信教育よりも高い
すららはお手持ちのタブレットやパソコンを使って勉強するため、既に購入してあるご家庭の場合、媒体の購入代金はかかりません。
必要なのは「入会金(7,700~11,000円)」と「月額料金(8,228~10,428円)」となりますが、この金額は単純に値段だけを比較すると、他の通信教育よりは少々高めと言えます。
実際にすららを利用していたご家庭でも、経済的な負担を理由に解約したという方がいましたので、経済状況によっては少々気になる点かもしれません。
よく利用されている大手の教材などは1学年の勉強しかできないのに対し、すららは無学年で全12学年分の学習が行える事を考えると、月額料金が高めに設定されているのはある意味では当然と考えらえます。
さらに、専任コーチによる自分だけの手厚いサポートが受けられることも考えると、それほど高価なサービスではないと言えそうです。
失敗談④電話でのサポートがしつこい
コーチによるサポートはすららの1つの魅力ですが、利用してみた保護者の方から話を聞くと「しつこかった」「何度も連絡があって多いと感じた」という口コミも寄せられました。
すららコーチからのサポートの頻度や方法は、ご家庭やお子さんの状況によってコーチ自信の裁量で柔軟に調整できるようになっています。
月に1回だけ、毎週1回などとルールが規定されている訳ではないので、しつこいと感じたご家庭は手厚くフォローされていたと捉える事が出来ます。
もし、実際のサポートが十分すぎると感じた時は、コーチに頻度や方法を変更する相談もできますので、心配しすぎずに利用して良いでしょう。
失敗談⑤成績(偏差値)が上がらない
家庭学習とはいえ、やはり教育教材を導入しているのであれば、成績や偏差値の向上を期待するご家庭が多いでしょう。
すららを利用している人の口コミでは「成績が下がった」という声はあまり聞かれておらず、現状維持~成績アップが多いようですが、やはり導入前と変わらない状態のご家庭では不満につながっていました。
成績面は、「すららをどのような目的で利用しているのか」「どのくらい勉強時間を充てられているのか」といった事柄に左右されやすいのがすららの特徴です。
例えば苦手の遡りを中心にしていたり、遅れを取り戻す役割として導入している場合、成績を上げるためにはまず、現在の学年の勉強・学力に到達させなければなりません。
さらに、1日10~15分程度しか行っていないご家庭と、1日30分勉強しているご家庭とでも、成績の上がり方が変わるのは当然です。
自ら進んで学習に取り組むお子さんなら、成績や偏差値がすぐに上がるかもしれませんが、勉強が苦手なお子さんや遡り学習を行いたい生徒の場合は、長い目で結果を見てあげることが大切になるでしょう。
すららを導入する前に確認したいチェックポイント
求める勉強効果と合っているか
すららは無学年式なので万能な教材のように感じられますが、応用・難問にはさほど強くありません。
難関校を目指していたり、現在でも十分な成績を取れているお子さんにとっては、先取り学習の目的以外ではあまり適していない可能性があります。
あくまでも、「苦手な勉強を楽しく行える」「勉強の遅れが取り戻せる」「基礎学力が定着しやすい」というのがすららのメリットです。
この目的に合致しているお子さんやご家庭であれば、すららは十分に活用でき、1歩ずつステップアップが目指せるでしょう。
丁寧なサポート体制は必要か
すららのコーチは、子どもにも保護者にもしっかりとフォローを行うので、他社の教材に比べると介入が多めと言えるでしょう。
これを「丁寧なサポートだ」と感じるご家庭・お子さんであれば、すららのサービスが向いています。
逆に、「連絡が多くて面倒だ」と感じたり、そこまで手厚いサポートを必要としていないのであれば、すららは不向きと言えるでしょう。
ネットワーク環境は整っているか
すららは、インターネットに接続しているオンライン状態で行うサービスで、インターネットに繋いでいないオフライン状態で教材を使うことができません。
教材のダウンロードやアプリを使った学習もないので、勉強するためには必ずインターネットを使う必要があります。
そのため、子どもが快適に勉強できるためには、ネットワーク環境を整えるという事も大切です。
インターネットの通信速度が遅い場合、子どものやる気を阻害してしまう危険性があり、本来は継続できるはずが意欲をなくしてしまうことも考えられます。
すららを使って勉強したいというご家庭は、インターネットのスピードにもできるだけ配慮するとより安心です。
失敗の口コミから分析!すららが向いている家庭は?
すららは、勉強が苦手な子供や低学力層の底上げに特化したICT教材です。
学校・塾でも導入されており、自宅学習でも出席扱いになるため、不登校の子供のサポートとしても注目されています。
一方、もともと学力が高い子供や難関校受験を目指す子供には物足りなく感じられる可能性があります。
無学年式でゲーム性を取り入れているため、勉強に苦手意識がついてしまった子供でも、各自のペースで楽しみながら学習が可能で、テスト対策や英検・数検対応コースなども充実しています。
また、プロの声優による音声解説や専任コーチの手厚いサポートにより、つまずきを感じている子供でも効果的に学べます。
ネットワーク環境は必須ですが、専用タブレットは不要なので気軽にスタートできるという点も優れています。
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