中学生がやっておきたい冬休みの勉強法&教科のポイント

勉強の全体的な方針から、「これを抑えれば安心!」「ここをやると成績が伸びる!」といった具体例まで、冬休みに行いたい中学生の勉強をお伝えします。
各学年ごとにそれぞれ取り組むべき課題は異なりますので、中学1年生~3年生まで学年ごとにポイントをまとめました。

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中学1年生の冬休みの勉強の仕方

中学の勉強についていけるかは、冬休みにかかっている!

中学1年生は、最初の勉強の難関に突き当たる時で、今まではどの教科でも高得点を取れていたという子も、中学に入ると急に成績に伸び悩むことがあります。

小学校では前回の復習も含めて授業が展開されていたのに対し、中学校では復習はほとんどなく、勉強がどんどんと先に進み、テストの範囲も広くなります。

授業時間自体も15分前後伸び、より長い時間集中しなければならないため、多くの勉強をこなしていかなければならないのです。

学習習慣を定着できるかが、今後の成績に影響する

さらに、思春期に入る中学生は多感な時期で、勉強以外にも様々な物事に興味関心を向けるようになり、部活動など他の事に力を入れすぎて成績が下がってしまうケースも少なくありません。

また、第二次性徴期に入るとより自我が強くなるため、親御さんとの軋轢が少しずつ生じるようになり、保護者の方の声掛けもうまく伝わらない事が増えてくるでしょう。

「あと3ヶ月もすれば、中学2年生になってしまう」という状態の中学1年生の冬休みは、これからの勉強についていけるかを左右する、非常に重要な時期と言っても過言ではありません。

そのことに気付き、冬休みの間にコツコツと学びを継続したり、苦手を克服できるかどうかが、今後の成績向上に関わってきます。

冬休みに行いたい勉強の全体像

中学1年生の授業では、基本的に小学校の内容は理解していることが前提で進められますので、その基礎に不安がある場合は冬休みの間に小学校の勉強を振り返り、必ず解消しましょう。

また、夏休みを過ぎると急に勉強の進度が早くなったり、難しい内容が増えてきますので、「何が出来なかったのか」「どこが苦手なのか」を明確にし、克服していくことが大切です。

中学1年生の冬休みで気付ければ、2年生に持ち上がる前に知識を定着させることができるため、より勉強の難易度が上がっても苦労することがありません。

「冬休みの宿題+α」で勉強を進める

小学生だったころと違い、「長期休暇にどう勉強したら良いか分からない」という学生さんも多いですが、基本的には冬休み用として出された学校の宿題を中心に進めましょう。

多くの学校では、各教科ごとに薄めの問題集やプリント集などが配られると思いますが、「問題を解く→丸つけ→間違い・曖昧な点を確認→解き直し」という工程を2回行うのがベストです。

部活や習い事が忙しく、あまり時間が取れないという場合は、2回目に解き直しを行うだけでも構いません。

これに、問題集や学校以外の教材など取り組んでいる勉強を加え、苦手分野は冬休みのうちに解決しましょう。

勉強に取り組む時の心構え

勉強をしているとどうしても違う単元や科目を進めたくなるものですが、中学1年生の冬休みに重要なのは「立ち止まって、振り返ること」です。

2年生、3年生と学年が上がるにつれ、こなすべき課題や範囲が広がってくるため、振り返りになかなか時間が割けなくなってきます。

そのため、中学1年生のうちに出来ない部分を極力少なくし、基礎力をしっかり養うようにしましょう。

間違えた問題の解説を1度読み、『分かったつもり』になっている人も多いですが、何度でも繰り返し行って『理解する』ところまで落とし込むことが大切です。

生活を崩さないことも勉強には必要

冬休みはクリスマスやお正月、旅行と長期休暇ならではの楽しいイベントも盛りだくさんですが、お休みムードにのまれず、普段と同じ生活リズムを保ちましょう。

実は、睡眠不足や朝食の欠食は心身に悪い影響を及ぼし、体調を崩しやすくなるだけでなく学力の低下にも繋がると言われています。

せっかく冬休み中に勉強に取り組んでも、生活習慣が乱れているとしっかり頭に入ってこず学びが身に付かない危険性がありますので、自分の努力を無駄にしないためにも生活リズムに気を付けてください。

早く寝るのが難しいという場合や、生活リズムが崩れてしまったという時は、学校と同じ時間に起きるという事だけでも心がけましょう。

中学1年生の教科別勉強のコツ

国語

中学1年生で現代文につまづくという人はそれほど多くありませんが、逆に、中学から新たに触れている古文や漢文は、苦手意識を持つ人が多いものです。

古文であれば歴史的仮名遣いや文法の基礎を見直し、読解に発展させて現代語訳まで進めてみましょう。

漢文は、レ点や一・二点の読み方、使い方を中心に復習し、書き下し文にも取り組んでみてください。

なお、古文と漢文は関わり合っている部分があるため、比較的馴染みやすい古文から取り組むと良いでしょう。

あまり時間をかけすぎないようペース配分を

たった2週間の冬休みを効率的に使うには、国語にあまり力を割きすぎない事が大切です。

多くの人がつまづきやすい古文や漢文ですが、英語や数学などより基礎固めに力を注ぎたい科目もありますので、効率よくポイントを押さえて学習しましょう。

宿題の他にテストの見直しも行えば、出題されやすい特に重要な点を意識して取り組むことができます。

数学

得意・不得意が分かれやすい数学ですが、中学1年生の段階である程度基礎固めをしておかないと、この先の勉強がかなり辛くなります。

特に苦手意識を持っている人は、一気に数学を片付けてしまうのではなく、宿題をコツコツと取り組み、できるだけ毎日触れるようにしましょう。

脳に知識を詰め込むよりも、少しずつ進めた方が定着力が上がるため、効率的に苦手が克服できます。

量より質を重視して効果アップ

中学1年生でつまづきやすい単元は「比例・反比例」「方程式の文章問題」「図形問題」の3つです。

記号・用語もしっかり頭に入れながら、1つずつ丁寧に解くよう心がけることが大切です。

問題数をこなすのではなく、1問ずつ理解することを意識して勉強することが、苦手克服のカギとなります。

理科・社会

理科や社会は使用している教科書や学校の地域によって進み方が異なりますが、中学1年生の冬休みまでは知識を整理することに重点を置きましょう。

勉強の基本となる教科書を声に出してゆっくりと読み、分からない単語や理解できない文章があれば、その都度調べて理解しながら読み進めてみてください。

暗記したい単語や現象、年号や出来事などがある場合は、読みながら覚えてしまうと後が楽になります。

公式・計算は実戦でトライ

理科の場合、音の速さや圧力、濃度、熱量の求め方など公式を使った計算がでてきますので、これも忘れずに復習します。

公式を用いた計算は、実際にやってみないと実践で使えない事が多いため、教科書の例題や宿題の問題などで繰り返し取り組むのがオススメです。

よほど余力がある人でない限り、無理して応用まで進める必要はありませんので、理解し、記憶することを心がけてください。

英語

中学1年生の英語は基礎中の基礎にあたるため、学年が上がってもここが理解できていないと、先に進むことができません。

5教科の中でも特に重視される教科ですので、冬休みを大いに活用して、分からない部分をなくしましょう。

文法の意味や使い方を覚え、英文を作ったり、和訳ができるようにしておくと、1月からの授業も安心です。

量が多くて網羅するのが難しい時は、テストで間違えた部分や宿題の内容を中心に、復習をしましょう。

単語の暗記も忘れずに

これから英語の勉強を進めると、膨大な量の単語が出現するため、今まで習った単語は冬休みのうちに定着させましょう。

1日の単語数を決めて暗記をするよりも、多くの単語に毎日触れた方が、脳が記憶すると言われています。

トイレの中や電車の中などスキマ時間を使って目を通すようにすると、他の勉強の邪魔にならずに効率よく学べます。

受験に向けての備え

中学1年生の冬休みは、受験を考えている人とそうでない人がまだ分かれている状態ですが、受験をするか否かにかかわらず、勉強の基礎となるこれまでの内容はしっかり理解しておくことが大切です。

学年が上がってから中学1年生の勉強につまづき、振り返りの時間を多く割くよりも、今のうちにこなしてしまった方が、後々自分のための時間を作りやすくなります。

特に、受験する事を決めている人は、今後の伸びしろを増やすためには極力無駄な時間を省く必要がありますので、苦手は1つでも多く克服しておきましょう。

進度の早い一貫校はより復習が重要に

中高一貫校に通っている人の場合、高校受験をすることはほとんどありませんが、その分学校の勉強の進度はかなり早く進んでいきます。

中学3年生にもなれば、高校の内容に踏み込む学校も出てきますので、苦手を早めに対策しておかないと大きな壁に突き当たる可能性があります。

「受験はしないから」と高を括らず、今時間が作れるうちに、勉強内容を定着させるようにしましょう。

中学2年生の冬休みの勉強の仕方

受験はすぐそこ!ラストチャンスを活用して勉強を

あと3~4ヶ月で受験生となる中学2年生の冬休みは、今までの基礎を伸ばす最後のチャンスです。

勉強内容がどんどんと難しくなる中、学校行事や習い事などで活動の中心となる機会も増え、なかなか学習時間が割けなかったという人もいるかもしれません。

だからこそ、この冬休みという長期休暇は効率よく勉強を行い、苦手科目の克服と得意科目の応用を行いましょう。

復習を復習と思わずに、取り組めるかが勝負!

1年後の今頃、皆さんは中学3年生として受験を間近に控え、ラストスパートに追われています。

その時、過去問をスラスラと解けているか、それとも多くのつまづきに苦戦しているかは、これまでの勉強にかかっていると言えます。

冬休みの宿題や勉強を、単なる今までの復習と捉えず、入試準備の1つだと考えてしっかり時間を作りましょう。

冬休みにやっておくべき勉強方法とは?

高校入試で出題される問題のうち、中学1~2年の範囲から出題される割合は約70%と言われています。

しかし、中学3年生になるとより難しい問題に取り組んだり、応用力をつけなければならなくなるため、基礎を振り返る時間が取りにくくなります。

つまり、中学2年生の冬休みはこれまでの総復習をし、弱点となっている単元や科目を炙り出して、徹底的に苦手潰しを行わなければなりません。

12月中にはすべての宿題を終わらせ、そこから集中的に苦手潰しを行うのが理想です。

分からない箇所は分かる所まで遡って見直す

まずは中学2年でこれまでやってきた勉強を総復習し、解けない問題や曖昧な点をしっかり把握しましょう。

理解できていない部分があれば解説を読み、それでも分からなければ前に遡って「どこから分からなくなったのか」を明確にすることが重要です。

それが例え、中学1年生~中学2年の夏休み前までの内容であったとしても、恥じることなく戻ってしっかりやり直すようにしてください。

宿題と併せて、今までのテストをもう1度解きなおすようにすると、時間をかけずに苦手を探すことができます。

勉強に取り組む時の心構え

冬休み中に復習したい内容が多いからこそ、計画的に勉強を行い、オンとオフをしっかり切り替えることが大切です。

家族や友人とのイベントもしっかり楽しみながら、毎日きちんと机に向かえるよう、冬休みに入ったらすぐスケジュールを計画してください。

立てた計画はご両親とも共有し、「ここは勉強に充てるから、他のイベントは入れない」など協力してもらうようにすれば、予定が狂うことなく着実に進められます。

友達と予定を合わせて一緒に勉強するのも良い

勉強量が多ければ多いほど、1日中一人だけでこなしていると、モチベーションが下がってしまい効率が悪くなります。

実は、そんな時こそ友達と一緒に勉強し、教え合ったり確認しながら進めるのが有効です。

誰かと一緒に勉強することでやる気が出たり、人の目があるので「勉強しなければ」という気持ちになります。

また、自分が相手に勉強を教えると、脳の中で情報が整理されやすくなるため、より記憶の定着に結び付きやすくなるのです。

なお、モチベーションの維持や友人との勉強については、「勉強のモチベーションが見る見る上がる!効果のあった秘策4選」でも紹介していますので、併せて読んでみてください。

中学2年生の教科別勉強のコツ

国語

総復習が基本となる中学2年生の冬休みは、現代文から古文、漢文まで幅広く見直しを行うようにしてください。

ただし、自信をもって大丈夫だと言える部分は、あえて見直す必要はありません。

限られた時間を有効に活用するために、弱点に焦点を当てて対策するように心がけましょう。

難しい問題はすぐに解説を読んでもOK

特に古文や漢文のように理解が難しい内容や暗記部分は、いくら考えても答えに辿り着けません。

少し考える時間も必要ですが、それでも分からなければすぐに次の問題を行うか、回答・解説を確認しましょう。

すぐに答えを見るのが悪いのではなく、「答えを見て分かったつもりになる」のが危険なので、後で必ず解き直しは行う様にしてください。

数学

「5教科の中で特に数学が苦手」という人は、中学2年生の冬休みにしっかり時間を作り、今のうちに克服してしまいましょう。

難しい問題は考えすぎて余計な時間を費やしてしまいますので、基本問題から取り組み、出来なかった項目を確認してください。

苦手な単元を見つけたら、問題の解説や教科書を読み込んで説明を理解し、もう一度チャレンジしてみましょう。

証明問題は特に重点的に

中学2年生の数学の中で、特につまずく人の多い単元が「証明」です。

証明問題をしっかり解けるようにするためには、定義・定理を正しく覚え、それを応用しなければなりません。

ただし、解答のお決まりパターンにさえ気づければ、あとは似た問題に応用するだけですので、実はそれほど苦手意識を向ける必要はないのです。

兎にも角にも、理解と演習を繰り返し行うことが証明攻略の最短ルートですので、ぜひ苦手だからと後回しにせず、積極的に行いましょう。

理科・社会

暗記が中心となるこの2科目は、基本用語や出来事などをいかに覚えているかが攻略の突破口となります。

これらの科目に苦手意識を持つ人の多くが、法則や式、年号や出来事などを覚えられていないために、問われている設問に解答できずにいます。

苦手な人からすると、一見難しい言葉が並んでいるように見えますが、実はよく噛み砕いてみるとどれも非常にシンプルです。

理科や社会が苦手な人は、あまり難しい事を考えすぎずに、解説を素直に理解した方が意外とすんなりと入ってくる事があります。

「わかる!」と思える解説を見つけて

様々な事象を学ばなければならない科目においては、「なぜそうなるのか」が分かりやすく解説されている教材を使うことで、理解を早めます。

言い換えると、一度説明を読んでも分からなかった解説は、何度読んでも分からないという事です。

教科書は基本が書かれているので比較的理解しやすいですが、他の教材の解説も参考にする時は、「なるほど!」「わかった!」と思えるツールを使うようにしましょう。

英語

シンプルな英語を学んでいた中学1年生に比べ、中学2年生になると難しい文法や表現が出てくるため、英語が苦手になりやすくなります。

少し難しいと感じた時点に立ち返り、他の科目よりも時間を多めに取って、文法の意味と使い方を確実にマスターしましょう。

問題として出てきた時は分からないと思った箇所も、1つずつ見直していけば理解できるようになっていきます。

長文読解にも注力を

さらに、中学2年生からは短文だけでなく、長文読解の力を養うことも求められます。

文章の意味を理解するために重要なのは「単語」と「文法」ですから、まずはこの2つを攻略してから長文の問題に挑みましょう。

長文読解は、設問で何を聞かれているかを先に頭に入れておくと文章が読みやすくなりますので、英文の前に問題に目を通すよう習慣づけると解きやすくなります。

また、長い文章は途中で書かれている内容を忘れがちですので、重要箇所には線を引きながら英文を読んでいきましょう。

受験に向けての備え

一般的に、受験勉強は中学2年生の3月から始まると言われていますので、冬休みの時期は受験勉強を備えた下準備をするタイミングとなります。

勉強の合間に志望校の情報を集めたり、受験の情報に触れておくことで、入試に向けての心構えをしておきましょう。

また、余裕のある人は冬休みを使って早めに過去問に目を通しておき、出題傾向や出題方法などを見ておくのも良いでしょう。

塾や予備校では、冬休み前後の時期に中2用模試が設けられている所もありますので、今の自分の実力を知り、また試験慣れするためにも、模試は受けておくのがオススメです。

内申点アップ対策も忘れずに

高校受験では、試験結果だけでなく学校の内申点が影響するため、定期テストはしっかり点数を上げられる様に準備することが大切です。

2月には学年末テストが控えていますから、ここで成績をグッと上げるためにも、冬休みの勉強はしっかり行っておきたいところです。

また、英検や漢検、数検といった各種検定の取得歴も、高校受験では有利な材料となりますので、今後の受験予定を冬休みのうちに考えておくと良いでしょう。

中学3年生の冬休みの勉強の仕方

ラストスパートは有効活用!繰り返しが大切

入試を目前に控えた中学3年生の冬休みは、本人も保護者の方も緊張感のある時期になるでしょう。

1月には私立高校、2~3月には公立高校の受験が始まりますので、ラストスパートとなる冬休みは無駄にせず時間を有効活用したいところです。

この時期は誰もが焦り、新しい問題集や参考書に手を出しがちですが、本当に必要なのは「どれだけ繰り返し復習できるか」です。

今までの自分に自信を持つこと、そして理解不足の箇所があればフォローする事の2つを中心に進めていきましょう。

勉強を中心とした生活リズムの調整を

冬休みはイベント事も多いですが、受験生にとってはその間にどれだけ進歩できたかが、合否を左右します。

去年までは手伝っていた大掃除やお正月準備も、今年だけは少しお休みして、勉強の時間を取りましょう。

特に外出などの予定がないのであれば、できるだけ特別感を出さず、普段通りの生活を心がけてください。

また、生活習慣が崩れると体調を壊しやすくなるというデメリットもあるので、健康面は特に気をつけて生活リズムを整えましょう。

受験を前にどう勉強しておけば安心?

どの科目にも共通して言えるのは、志望校の過去問4~5年分を解く事をマストにするという点です。

過去問は出題傾向を把握できるという事のほかに、出来ない問題をふるい分け、集中的に対策できるというメリットがあります。

この段階で得点できない問題があっても、まだ残り時間が残されていますから、落ち込まずに基礎から見直して獲得点数を上げていきましょう。

また、入試当日に最も怖いのがケアレスミスですから、簡単な間違いをしないようにする練習もしておきましょう。

過去問を中心に復習すると効率が良い!

過去問を解きながら、「この問題多いな」と感じた単元があれば、確認も兼ねて、一通り復習しておきましょう。

解けなかった問題が出てきた時は「教科書や解説を読み直して理解→問題集で演習→もう一度過去問を解き直し」という手順で、間違いを1つずつ正していきましょう。

この2つを全ての教科で行うことで、出題傾向に合わせて実践力を高め、弱点を乗り越えることができます。

勉強に取り組む時の心構え

徐々に受験が近づいてくると、「本番でちゃんと解けるのか」「苦手な問題が出たらどうしよう」など、様々な不安や焦りが出てきます。

しかし、焦ったところですぐに自分の知識が増える訳ではありませんし、逆に誤った勉強方法を行ってしまう恐れもありますので、まずはどっしりと構えて普段通りの生活を心がけましょう。

過去問を解きながら抜け、漏れ、間違いなどがあっても、まだ軌道修正できるだけの時間はありますから、適度な緊張と余裕を持って冬休みを過ごしてください。

冬期講習で満足するのは危険!

塾や予備校などの冬期講習や入試直前対策に申し込まれている人の場合、その講座を受講しただけで受験勉強をしたような感覚に陥りがちです。

同じ志望校を目指す人でも、個々得手不得手が異なり、やるべき勉強の内容は全く異なります。

そのため、冬期講習や直前対策のような講座だけに頼らず、自分自身の勉強計画もしっかり立てて、入試の最終準備を行いましょう。

一人になるとやる気が出なくなってしまう、家で勉強すると集中できない、という人は「受験勉強のやる気がでない!そんな時の対処法と続く勉強方法」を参考にしながら、自分をコントロールしてみてください。

タブレット学習を併用すれば、効率よく成績が上がるって本当?

中学1年生の短い冬休みでも、復習が楽々行える

タブレット学習は、基礎から応用まで自分のレベルに合った勉強を、端末1台でこなせる教材です。

全教科の復習を行うとなると、多くの教科書や教材が必要になるイメージですが、タブレット学習なら1台で全教科の勉強が行えます。

いつでもどこでも手軽に勉強ができるので、遊びや旅行などに時間を使いたい人もスキマ時間を活用して効率よく復習することが可能です。

コツコツと勉強するのが苦手な人も、1回あたりの勉強時間が短いため、継続して続けやすいサービスです。

分かりやすい解説で弱点科目も一網打尽

勉強の土台となる基礎部分を固めたい中学1年生の時は、より分かりやすい解説を取り入れることが重要です。

紙媒体の教科書や問題集と違い、音声や動画で解説をしてくれるタブレット学習は、難しい問題でも理解しやすくなっています。

今のうちに苦手を減らしておきたい中学1年生の時期だからこそ、復習しやすいタブレット学習を導入することで、つまづかずに進めることができるのです。

タブレット学習なら、中学2年生の総復習も効率的

中学2年生の冬休みは、1年生から今までの全ての総復習をしなければならないため、どれだけ時間を有効活用できるかが要です。

タブレット学習の特徴の1つは、「短い勉強時間で理解しやすい」という所にあります。

1単元たった15分でもしっかり身に付く勉強が行えるため、復習の範囲が広くても難なくこなせます。

しかも、今までの実施記録から自分の苦手箇所が分析されるため、明確にターゲットを絞って取り組むことが可能です。

時間管理が苦手な人ほどタブレット向き

勉強量が多い時は、それだけ時間の管理が必要になりますが、これが意外に上手くできないという声が多数聞かれます。

1つの苦手単元に長く時間を取られてしまい、後々になって追い込まれてしまうというパターンが非常に多いのです。

1問あたりの時間が決まっているタブレット学習なら、効率よく効果的に勉強が行えますので、計画的に取り組めば全範囲をしっかりカバーすることができます。

時間がない受験生だからこそ、タブレット学習で理解を

入試に備えて過去問を取り組む中で、解けなかった問題は再度基礎に戻り、しっかりと学び直す必要があります。

この際、できるだけ無駄な時間をかけずにペース良く進めるためには、必要最小限の確認回数で理解できる解説を取り入れることが大切です。

タブレット学習の場合、学生がつまづきやすいポイントや紙面では理解しにくい内容を中心に、重点を絞って説明されるため、余計な情報が一切ありません。

効率と効果のバランスがよく考えられていますので、受験生の苦手補足としても安心して利用できます。

解く事よりも説明を中心にした「映像講義」がオススメ!

タブレット学習の種類は「オンライン学習のシステム別!子どもに合った教材の選び方」で紹介していますが、受験生の冬休みであれば映像講義のサービスを利用するのが良いでしょう。

問題を解く事は過去問を中心に進めていくことを考えると、プラスして取り入れたいのは解説を重視したツールだからです。

もちろん、映像講義だからといって問題が一切出てこないという訳ではなく、付属のテキストなどもありますので、類似問題に取り組みたい場合でも利用できます。

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