Z会が浪人生に人気の5つの理由!費用や効果的な活用法も解説

Z会が受験用教材として浪人生に人気の理由は、高い合格実績と良質な教材です。
予備校に比べて費用を大幅に抑えられるのも見逃せません。
浪人生の立場から見たZ会のメリット・デメリットから、1年間の効果的な活用法まで詳しく解説します。

※本サイトにはプロモーションが含まれています。

浪人生に必須の教材選びのポイント

自分のレベルに合った教材を選ぶ

浪人生にとって教材選びで最も重要なのは、自分の現在の学力レベルと目指すべき目標に合った教材を選ぶことです。

たとえば、現在の学力が偏差値50前後なのに、いきなり偏差値70以上向けの教材を選んでしまうと、解説を理解するのに膨大な時間を要したり、最後まで習得できずに挫折してしまうリスクがあります。

一方、偏差値70を目指す人が偏差値50向けの教材を使っていては、学力アップのスピードが遅く、物足りなさを感じることでしょう。

理想的なのは、現在の学力から2〜3ヶ月程度で到達可能な次の学力レベルの教材を選び、着実にステップアップしていくことです。

志望校の過去問や出題傾向に即した教材を選ぶ

志望校の過去問を解いたり、頻出のテーマを重点的に扱った教材を選ぶのも得点力アップに効果的です。

たとえば、東大の国語では現代文の文章で科学的なテーマのものが多く出題される傾向にあります。

一方、京大の国語では古文・漢文の出題比重が高いのが特徴です。

このように各大学の最新の出題傾向を的確に反映し、それに即した対策が立てられるかどうかが良問の条件と言えます。

Z会は、東大・京大・医学部などの難関校向けから、早慶や地方国公立大向けまで、あらゆる志望校別の教材が揃っています。

過去問や予想問題の演習を通して、合格答案に必要な思考法が身につくカリキュラムは、合格への最短ルートだと言えるでしょう。

1つの教材で体系的に学習できるものを選ぶ

浪人生の中には、複数の教材を組み合わせて使う人もいますが、あれもこれもと同時並行で手を出すと、かえって学習が散漫になってしまうリスクがあります。

複数の教材を使うと、抜け漏れを補填することができて良いように感じますが、実は多くの人の敗因となっているのです。

たとえば、数学の教材を、基礎問題集、標準問題集、難問題集と3冊使っていては、1冊1冊の習熟度が浅くなりがちです。

理想的なのは、1つの教材で基礎から応用までを無理なくカバーでき、体系的に学習を進められるものを選ぶことです。

Z会の教材は、各科目を1冊で完結できるような構成になっているので、すべての分野をもれなく積み上げ式で学習できるため、効率良く実力をつけることができるでしょう。

Z会が浪人生におすすめな理由

圧倒的な難関大学合格実績

Z会は東大・京大合格者を多数輩出している実績があり、浪人生が目標とする難関校への受験にもしっかり対応できる教材です。

特に東大合格者は例年3,000人前後であることを考えると、東大生の3人に1人以上はZ会の受講生であるという圧倒的な記録です。

厳選された高品質な問題

似たような問題が何個も出題されている問題集とは異なり、Z会の教材は問題数こそ少ないものの、一問一問が非常に質の高い良問揃いです。

これは数をこなすことよりも考えることを大切にしているためで、厳選された問題を繰り返し解くことで、思考力や応用力を効果的に鍛えられます。

単に問題の答え合わせをするだけでなく、解法の背景にある考え方を学ぶことで、「考えて活用する力」「受け身にならない姿勢」「出題の意図を読み取る洞察力」など、受験に必要不可欠なスキルが身につきます。

丁寧な添削指導で記述力アップ

他の通信教育でも添削指導を行っているところはたくさんありますが、Z会の添削は業界でも群を抜いて評判が高く、最も人気があると言っても過言ではありません。

Z会の添削では単に解答の正誤をつけるだけでなく、答案の内容から受講生の思考プロセスを丁寧に推察し、「どこをどう改善すればより良い答案になるのか」を具体的にアドバイスしてくれます。

しかも添削者は現役の入試採点者と同等の厳しい基準でチェックを行うため、他社の添削と比べるとかなり厳格です。

その分、論理的で説得力のある文章が書けるようになり、直接得点アップに結びつく力が身につきます。

※Z会の添削は、過去の合格者答案の分析に基づき、各設問ごとに入試と同等の厳密な採点基準を設けています。
自己採点では発見しづらい減点箇所や改善点を、プロの目線で明確に指摘してもらえるのが特徴です。

志望校別の綿密なカリキュラム

独学の場合、一人で各大学の出題傾向を分析し、効果的な対策を立てて勉強を進めるのは難しいでしょう。

一方Z会では、長年のデータと受験指導のノウハウに基づいた志望校別のカリキュラムが組まれており、無理なく効率的に学習を進められます。

Z会の教材の問題が確実に解けるレベルまで到達すれば、合格に必要十分な学力を身につけられると言えます。

予備校より安い受講料

多くの予備校では、授業はセットでの受講が基本のため、興味のない科目の授業も受けなくてはいけません。

しかも予備校通学では毎日のように授業に出席し、各種の季節講習や模試も受験することを考えると、かなりの費用がかかります。

授業料だけでも年間50万円以上、それに季節講習などを合わせると総額100万円近くに上ることも珍しくありません。

一方、Z会の通信教育なら質の高い教材とサポートを、予備校の半額以下の費用で利用できます。ある程度の自律性があれば、浪人生にとってZ会はコスパ抜群の選択肢だと言えるでしょう。

Z会の料金を他社と比較

Z会の受講料と費用

Z会の受講料は、選択するコースの1講座あたりの金額と、受講する講座数の組み合わせによって決まります。

例えば、「難関国公立大コース」などの講座は、12ヶ月一括払いで月額4,750円、毎月払いだと月額5,589円です。

一方、最もハイレベルな「東大コース」などの講座は、12ヶ月一括払いで月額5,082円、毎月払いだと月額5,980円かかります。

専科講座の料金は、共通テスト対策や小論文対策など講座の内容によって異なりますが、月額5,000円前後で受講できます。

さらに、タブレットコースを選択する場合は、タブレット端末を用意する必要があります。

Z会専用タブレット(第2世代)の料金は29,960円ですが、お手持ちのiPadを使うこともできます。

なお、万一の際に3,960円で専用タブレットを再購入できる補償サービスもあり、こちらは月額385円で利用可能です。

他社の通信教材との比較

科目数Z会進研ゼミスタディサプリ
1科目4,750円/月9,950円/月ベーシックコース:
1,815円/月
合格特訓コース:
10,780円/月
3科目14,250円/月11,730円/月

※2024年6月28日時点の料金です。本科を受講した場合に最安値となる支払い方法で計算しています。

進研ゼミの料金体系は受講する科目数が多いほど割安になる設定ですが、1科目だけの受講ではZ会と比べて2倍近い金額になってしまいます。

スタディサプリのベーシックコースは月額1,815円ととてもリーズナブルな価格設定ですが、添削指導などの手厚いサポートは付いていません。

Z会の料金は、教材の品質と添削指導のレベルの高さを考えると、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。

予備校との比較

予備校に通うとなると、入学金だけで数万円、1年間の授業料は優に50万円を超えるのが通例です。

さらに季節講習や模試などの費用が上乗せされるため、トータルの費用が100万円近くに跳ね上がることも珍しくありません。

一方、Z会の通信教育なら、有名予備校の半額以下で、質の高い教材と添削指導を受けることができるので、費用対効果は非常に高いと言えます。

 Z会予備校A予備校B
入学・入会金0円50,000円30,000円
基本授業171,000円/年625,000円700,000円
季節講習・短期集中20,500円/120分×5日間
41,500円/240分×5日間
250,000円/6回800,000円

※2024年6月28日時点の料金です。3科目以上の本科を受講した場合に最安値となる支払い方法で計算しています。最新の情報を保つようにはしていますが、時期やキャンペーンによって金額が変更になる場合があります。正確な情報はZ会(大学受験コース)の公式サイトご確認ください。

浪人生がZ会を使う際の注意点

浪人専用コースは通信教材にはない

Z会には浪人生専用の受講コースが用意されていないため、高校3年生向けの「大学受験コース」を受講することになります。

このコースは全80講座の中から、自分の志望校や得意・不得意分野、必要性などに応じて講座を自由に選択できるので、浪人生でも無理なく受講できます。

とはいえ、カリキュラムの内容が現役生の学習進度に合わせて設計されている点は留意が必要です。

特に現役時代にZ会の教材を使っていた人は、同じ内容を繰り返し学習することになるので注意しましょう。

Z会大学受験コースの詳細

ある程度の基礎学力は必要

Z会の教材には、他社の問題集と比べるとかなり難易度の高い問題が多く含まれているのが特徴です。

もちろん、各講座内でもレベルに合わせて基礎・標準・応用に分かれているため、段階を踏んで無理なく学力アップを目指せます。

しかし、基礎レベルの問題ですら難しいと感じるようでは、途中で挫折してしまう可能性が高いです。

浪人生であれば前年に蓄積してきた学力もあるため、それほど心配する必要はありませんが、難しすぎると感じたり基礎学力に自信がないという人は、Z会の教材に取り組む前に、スタディサプリなどで、基礎事項の復習を丁寧に行っておくのがおすすめです。

1コマの勉強時間は予備校より短い

予備校の授業では1コマ90分の講義が一般的ですが、Z会の教材は1教科につき週60分程度の学習時間を想定して設計されています。

必要な内容を効率よく凝縮してあるため、この時間配分でも十分に学力を伸ばすことが可能です。

ただし、その分浮いた時間を有効活用できるかどうかは受講生次第だと言えます。

Z会の教材の学習のみで満足せず、過去問演習や他の問題集にも積極的にチャレンジすることが合格への近道になるでしょう。

添削のやりとりに数日かかる

Z会の大学受験コースの添削は、テキストコースは答案の到着から4日程度で郵送にて返却、タブレットコースの場合は到着から3日程度でアプリに返却されます。

テキストコースの場合は郵送での返却となりますが、Z会学習アプリやMy Pageでも閲覧可能です。

すぐに間違いを確認して復習したい人にとっては、少々不便に感じるかもしれません。

計画的に学習を進めつつ、こまめに添削の進捗をチェックして、適切なタイミングで復習を行うことが肝要です。

Z会を効果的に活用する方法

まずは資料請求をしよう

Z会の教材について詳しく知るためにも、まずは公式サイトから無料の資料請求を行いましょう。

請求後、Z会の教材の特長や強み、各講座の概要や志望大別の情報誌などが丁寧に説明された資料が届きます。

資料を読むことで、Z会の教材の構成やレベル感などを具体的にイメージできるはずです。

実際の教材のサンプルも一部付属しているので、受講前に教材の質や自分への適性を確かめられるのも大きな利点だと言えます。

3月に志望校別のおすすめ講座を申し込む

Z会の大学受験コースは、例年3月から順次開講するのが一般的です。

各志望校に合わせたおすすめの本科講座と専科講座が用意されているので、自分の学力と目標に照らし合わせて、必要な講座を選んで申し込むのがベストです。

Z会を主体として勉強をしたい浪人生の方は、受験科目となる本科を全て申し込み、必要に応じて専科も一緒に選択しましょう。

予備校に通学しながら使う人や、他の教材を主体にする場合は、本科・専科の中から受講したい物をチョイスして申し込みをします。
※Z会公式サイトに掲載の志望校別おすすめ講座を参考にすると良いでしょう。

夏までに基礎固め、秋から実践力養成

Z会の本科講座では、3〜8月の期間が「実践トレーニング期」と位置づけられ、基礎事項の習得と標準レベルの問題演習に主眼が置かれています。

テキストでのインプットと、豊富な演習問題でのアウトプットのバランスが取れた教材構成なので、この期間に徹底的に基礎力を養成することが肝要です。

9〜12月になると「実践演習期」に突入し、いよいよ志望校別の実戦的な問題に取り組むことになります。

ここでは答案の完成度を上げることに注力し、解法の背景にある思考プロセスを会得しながら、得点力を磨き上げていきましょう。

そして、1月からは「直前演習期」が始まります。志望校の過去問や予想問題を中心に、入試本番を想定した演習を集中的に行います。

時間の使い方や体調管理なども意識しながら、本番で実力を最大限発揮できるよう、仕上げの時期を迎えましょう。

尚、河合塾の模試は最も開催が早く、5月には「全統共通テスト模試(マーク式)」と「全統記述模試(記述・論述式)」が行われます。

最初の段階で自分の学力を把握しておきたいという方は、春の模試を受けておくのも良いでしょう。

添削課題の提出は計画的に

Z会の教材では単に機械的に問題を解くだけでなく、定期的に添削課題を提出し、講師陣の丁寧な指導を受けることができます。

ただし、提出から結果返却まで3~4日を要するため、計画性を持って課題に取り組まなければ、学習の進捗に支障をきたす恐れがあります。

実り多い学習を進めるには、こまめに進捗状況を確認しつつ、提出ペースを調整することが肝要です。

Z会が設定している提出の目安日を目標に、計画を立てて規則正しく添削課題を提出する習慣を身につけましょう。

講座数は適量を心がける

Z会の講座はどれも興味をそそるものばかりで、あれもこれもと申し込みたくなってしまいますが、必要以上の講座を受講すると、かえって消化不良を起こしかねません。

本科講座の教材は一見コンパクトに見えますが、内容が非常に濃いので、想像以上の時間と労力を要するのが実情です。

まずは志望校合格に不可欠な本科の講座に的を絞って受講するのが賢明で、学習に余裕が出てきたら、専科講座などを追加していくのがおすすめです。

自分のペースで着実に理解を深め、演習によって知識を定着させることに注力し、講座数はほどよい量に抑えることが大切だと言えるでしょう。

Z会大学受験コースの詳細

Z会の関連情報をチェック

PAGE TOP